1: 名無しのがるび 2025/11/07(金) 12:49:42.25 ID:??? TID:SnowPig 北欧で運行中の中国製電気バスについて、メーカー側が遠隔でアクセスできることが判明し、ハッキングなどセキュリティに対する懸念が高まっている。 欧州電気バス市場でシェアトップを占める中国バスメーカー、宇通(Yutong)が製造した電気バスだ。 ノルウェー最大の公共交通事業者ルーターは先月28日、中国製電気バスに深刻なセキュリティホール(脆弱性)が見つかったと発表した。 今年夏、宇通製電気バスとオランダ製VDL電気バスを対象にセキュリティテストを行ったところ、宇通の電気バスにルーマニア製SIMカードが搭載されていることを確認したという。 ルーターによると、中国メーカー側は該当のSIMカードを通じて遠隔でソフトウェア更新をインストールする権限を有していた。 さらに、その過程でバッテリーや電源供給制御システムにアクセスできると判断した。 ルーターは「理論的には、メーカー側がこのバスを運行停止や機能不能の状態にすることができる」と付け加えた。 ノルウェーでは全国で電気バス約1300台が運行しており、そのうち約850台が宇通製だ。 今回のことは外部からの遠隔制御により、情報窃取や走行中の突発的な運行停止など、公衆の安全を脅かす事態が発生する可能性があることを意味する。 中国製電子機器に対しては既に各国で「バックドア」疑惑が繰り返し取り沙汰されている。 バックドアとは、機器内部の隠れた機能を通じてデータを窃取したり遠隔操作したりできる技術を指す。 つづきはこちら…