
中村充孝が現役引退を発表 鹿島で7年、計4クラブに在籍…17年のキャリアに幕のいわてグルージャ盛岡が11月4日、MF中村充孝が今季限りで現役引退することを発表した。 現在35歳の中村は市立船橋高を経て2009年に京都サンガF.C.でプロキャリアをスタート。技巧派アタッカーとして頭角を現し、2013年に鹿島アントラーズへ移籍した。鹿島では7年間にわたって在籍し、在籍中には国内タイトルを複数経験。2020年にはモンテディオ山形、2022年からはいわてグルージャ盛岡でプレーしていた。 プロ17年目となる今季限りでの引退を決断。所属クラブを通じて「京都では土台を作ってもらった」「鹿島では初めて“これがサッカーか”と学んだ」「山形では立ち直らせてくれるサポーターがいた」「岩手では“充さんがいないと”という声に支えられた」と、それぞれのクラブに対する感謝の思いを綴った。 現役生活のすべてを支えてくれた関係者、サポーターへの感謝の言葉で締めくくられたコメントには、真摯にサッカーと向き合い続けた17年間の重みがにじんでいる。 中村のコメント全文は以下のとおり。「今シーズンで引退します。 京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形、いわてグルージャ盛岡の4クラブでプレーしました。 京都サンガF.C.では4年間、右も左もわからない若僧をプロの世界でどう生きて行くかを教えてもらいました。17年間プレーできた土台を作ってもらいました。ありがとう。 鹿島アントラーズでは7年間、サッカーに対して生活の全てを捧げないと、『試合に出れず、タイトルは取れず、上には行けない』、初めてこれがサッカーなのか!と学ばせてもらいました。ありがとう。 モンテディオ山形では2年間、ほぼ試合に出る事ができず、チームの力になる事ができずでした。その中でも、温かい言葉を愛を優しさをいつもかけてくれたサポーター。何回も立ち直れました。ありがとう。 グルージャ盛岡では4年間、サッカーはこんなに難しかったのかと、本当に今後に生きる多くの事を学びました。 ピッチに立てないときも、色々な人に、『充さん待ってます』。『充さんがいないと』とその言葉もあり頑張ってこれました。ありがとう。1人ではサッカーできないし、ここまで続ける事はできませんでした。 サッカー人生、本当に素晴らしい人達、環境に恵まれこここまで出来ました。 本当にお世話になりました。17年間ありがとうございました」移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17397…