
転載元: それでも動く名無し 2025/11/03(月) 08:28:52.98 ID:nK86CinW0 虎の若大将や~! 阪神からドラフト1位指名を受けた創価大・立石正広内野手(22)が2日、横浜市長杯の1回戦・千葉経大戦に「3番・二塁」で先発出場。始球式から引き揚げる元巨人監督の原辰徳氏(67)から話しかけられ「500本塁打指令」を受けると、すぐさま逆方向の右中間へ衝撃の〝虎1号アーチ〟をかっ飛ばした。白熱の米大リーグのワールドシリーズに負けず劣らず、虎のD1位もアツい!! 虎の未来を背負うスラッガーが、あいさつ代わりの驚がく弾だ。立石がD1位指名後初の公式戦で大暴れ。3球団競合ドライチの一挙手一投即に注目が集まる中、走攻守で能力の高さを見せつけた。 「自分でもあんまりないぐらい、いいバッティングができたんじゃないかなと思います」 衝撃の一発は、4-0で迎えた五回2死一塁の第3打席で生まれた。カウント1-1から、先発右腕・白根の外角低めの直球を一閃。乾いた打球音を残した白球は右中間方向へ力強く伸び、真っ青のスタンドに着弾した。逆方向へ引っ張ったような弾丸ライナーに、場内はどよめき交じりの大歓声。背番号1を背負う主将は、右腕を突き上げてゆっくりとダイヤモンドを一周した。 四回には足でも魅せる。先頭で四球を選ぶと三塁へ進み、2死一、三塁で重盗を敢行。一瞬の隙も逃さず、50メートル6秒0の快足を飛ばして本塁に突入した。さらに五回の二塁守備では、無死一塁で一、二塁間への打球に飛びついて素早く一塁へ送球。軽快な守備でピンチの芽を摘み取り「走攻守、全部をアピールポイントにしたい」という言葉通りに躍動した。 試合前から発奮材料があった。始球式に登場したのは元巨人監督の原辰徳氏-。スイングをし試合への準備を行っていた立石は、引き揚げる原氏から〝指令〟を受けた。 「あっ、ドラ1の子!(本塁打を)500本ぐらい打てるバッターになれよ、と言われました」 現役時代に通算382本塁打を記録し、巨人監督として9度のリーグ優勝に導いた原氏。2009年のワールド・ベースボール・クラシックでは監督として日本を世界一に導いた「若大将」も、虎のD1位をしっかりと〝大砲〟として認識していたのだ。立石は「よく(動画サイトの)名シーンに出てくるので〝怒りのホームラン〟を見たことがあります」と声をはずませた。感情が乗り移った重要な場面での一発、バット投げも原氏の代名詞だった。あこがれの存在の大きな期待に即座に応えてみせたスターの卵。自身も、プロの世界で見る者の心を揺さぶる一発を放っていく。 「もちろんホームランは気持ちいいですし、打った喜びは一番。そう簡単には打てないと思いますけど、(ホームランバッターは)目指していきたい」 プロの舞台が目の前に迫る中、大学で最後に成し遂げるべき目標が全国制覇だ。昨年、準優勝した明治神宮大会の出場権2枠を懸けた横浜市長杯は、千葉経大との初戦を9-3で踏み出した。3日は準々決勝の上武大戦だ。 「少しでもチームに勢いがついたと思う。スタンドにいるメンバーに入れなかった4年生もすごい喜んでくれたので、うれしかったです」 世代ナンバーワンスラッガーが全国制覇の肩書を手に、タテジマに袖を通す日は近い。 2: それでも動く名無し 2025/11/03(月) 08:29:23.97 ID:nK86CinW0…