1. 匿名@ガールズちゃんねる 杉本さんらはこのドングリ約2千個を自宅の畑にまき、苗木を育てた。高齢のため、西丹沢周辺で狩猟を行う豊猟会の豊田里己会長(67)に後を託し、取り組みは本格化。今年3月には、ボランティアら約80人が大野山周辺でクヌギの苗木約1400本、クルミ約100本を植樹した。豊田会長は「森がスギやヒノキばかりだと、クマもシカも餌を得られない。多くの人にこの現実を知ってほしい」と話す。 杉本さんらは今後、庭で育てた「幻のクヌギ」の苗をクマ被害が続く地域に配布し、全国で森の再生を広げていく考えだ。「クマを駆除するより森の改善を。クマだって人間を避けて生きたいんだ。共に生きられる山を取り戻したい」と力を込める。 大野山では杉本さんが10年前に植えたクヌギが実をつけている。地道な努力が確かに実を結びつつある証しだ。人と野生動物が調和する森を目指して、猟師たちの挑戦は続く。 2025/11/02(日) 15:18:01…