日本ハムが球速アップの“秘密兵器”を本拠地に初導入した。秋季キャンプ2日目の1日、エスコンフィールドで全体練習を実施。今キャンプでは身体運動のからくりを力学的に解釈し、応用する「スポーツ・バイオメカニクス」の機材が初めてエスコンに持ち運ばれ、投手陣のデータ計測がスタートした。 投球動作や力のかかり方などをセンサーをはじめとした機器で検知し、数値化して能力向上に役立てる最先端のスポーツ科学。球団では昨年から2軍で導入し、主にファームを中心に浸透させてきたが、バイオメカニクスを担当する山口雄大アナリスト(32)は「1軍の選手はなかなか計測するタイミングがないので」と今キャンプで導入した。…