東京海上グループのイーデザイン損保は2025年5月8日、「車と自転車の交通ルールを巡る対立意識調査」の結果を発表しました。 この調査は、「(自転車が)危険・迷惑なのに、ついやってしまう運転」や「(クルマ・自転車それぞれの)やめてほしいと思う運転」についての結果を公開することで、両者のリアルな不満と運転事情を明らかにし、同じ車道を走る自転車とクルマの双方に、お互いの立場を理解した運転を促すべく実施されたものです。対象は、週に1回以上クルマに乗る250人と、週に1回以上自転車に乗る250人。 クルマ・自転車ユーザーの双方に相手の配慮について問うと、クルマ側は「自転車側の配慮が不足している」と感じる人が78.4%、自転車は「クルマ側の配慮が不足している」と感じる人が78.0%に。双方も80%近い高い割合で、迷惑を受けていると感じているようです。 また、自転車ユーザーに行った「ついやってしまうが、車に危険・迷惑だと思われていそうな運転」という質問で1位になったのは、「交通量に合わせて車道と歩道を交互に移動しながらの運転」で、50.8%という過半数を超える結果となりました。理由としては、「交通量の多い車道が怖い」「車が停車していて歩道しか通れないときがある」などの声が上がりました。…