韓国ネットの反応 韓国の天文学研究チームが、2011年にノーベル物理学賞を受賞した“宇宙加速膨張理論”を再検証する研究成果を発表し、世界の科学界で注目を集めている。この理論は、「宇宙は暗黒エネルギーによって今も加速的に膨張している」という考えに基づいており、近代宇宙論の中心的なモデルとして定着してきた。しかし、韓国・延世大学の研究陣は最新の観測データをもとに、「宇宙は現在、加速ではなく“減速段階”にある可能性が高い」という新たな結論を提示した。研究によると、宇宙の膨張を測定する際に用いられる「Ⅰa型超新星」の明るさが、これまで“標準化された一定の値”とみなされていたことに疑問を投げかけた。実際には、爆発を起こす星の“年齢”や“組成”によって明るさが微妙に異なる可能性があり、その誤差を修正すると、従来の“加速膨張”の証拠が再解釈されるという。この結果は、英国王立天文学会誌(MNRAS)に掲載され、国際的にも議論を呼んでいる。一部の天文学者は「暗黒エネルギーが時間とともに変化する可能性」を指摘し、宇宙論の再構築につながるとの見方も出ている。この記事へのコメントはこちらからお願いします。…