1: ななしさん@発達中 2025/05/10(土) 10:30:01.51 ● BE:662593167-2BP(2000)ID:FPh86Hiu0 管理職の頭を悩ませる「年上部下」問題…「たかが年齢」ではないエイジズム (中略) ■悩ます「年上部下」マネジメント 近年の管理職の頭を悩ませる大問題が「年上部下」問題です。 組織の平均年齢が上がり、ポストオフ後も長く働くようになってきたことで、「年齢は上司よりも上だけれども部下」という50代、60代が増えました。 「元管理職の、年上のベテラン」をマネジメントする可能性がかつてよりも、ずっと高くなったのです。これは「たかが年齢」で済む話ではありません。 この「年齢逆転」が、どういった意味を持つのか、丁寧に読み解いていきましょう。 バブル崩壊後の人事管理の潮流を一言でまとめれば、「脱・年功」です。 年功的に上昇してきた賃金はフラットになってきましたし、等級・グレード(格付け)ごとの標準年齢も撤廃されてきました。近年ブームとなった「ジョブ型雇用」の狙いの一つにも、年功的な賃金上昇を防ぐことがあります。 このように、「年を重ねるごとに高い処遇になる」といういわゆる「年功序列」の傾向は希薄になってきました。 しかし、この脱・年功の流れと、組織における「年齢」の重要性が減じることは、イコールではありません。 日本企業に今起こっているのは、いわば「年功型から年輪型へ」の変化です。年輪型とは、「何年入社か」「今、何歳か」という人に刻み込まれた「年」という過去の属性が、組織内秩序において重要な要素であることを示す筆者の造語です。…