1: 2025/10/22(水) 20:22:31.32 ID:qKU1yezq0 そんなSmiarowski氏が示したデータによれば、2025年にはこれまで1万3132本のゲームがSteamでリリースされ、このうち下位30%のゲームは平均37ドルの売上に留まるという。 なおSteamではゲームを販売するにあたって100ドル(現在のレートで約1万5000円)の登録料を支払う必要があり、 売上が1000ドル(現在のレートで約15万円)に達すると、最初に支払った100ドルが返金されるという仕組みになっている。 そしてこの100ドルの販売費用を売上で相殺できなかったゲームは下位40%にものぼるとのこと。 ちなみに、1000ドルの売上により登録料の返金がかなわなかったゲームは66%にもおよぶそうだ。 Smiarowski氏はこのデータを受けて、インディーゲームのゴールドラッシュは昨年ピークに達してしまったかもしれないとの見解を述べた。 昨年Steamでリリースされた作品数は1万8121本と従来と比べても極めて多く、総収益が76億ドルとなり2020年クラス。 一方で今年の数値はまだ2か月強を残した状態かつ、ホリデーシーズンには例年売上が増加する傾向にあることを考慮しても、 昨年の総収益およびリリース総数には届かないペースとなっている。 とはいえ、下位30%の平均売上に目を向けると、その額は2020年から年々減少をたどっており、昨年が最低水準。 作品の数自体は約2倍に増加しているのにもかかわらず、市場の規模としては縮小しているということになり、作品一つあたりの収益は悪化していることもうかがえる。 今年は昨年よりも状況が緩和されているとはいえ、同様の水準といえるだろう。…