1: 2025/10/19(日) 16:25:17.66 ID:s2SInc4j0 ――本作では「ドールルック」というアートスタイルが大きな話題になっています。実際の人形をスキャンしてゲームに落とし込む際、苦労した点があったのでしょうか? 市川氏:鳥山明先生の手がける「ドラゴンクエスト」の素晴らしいキャラクターデザインをベースに「どうやってこの可愛さを人形として立体化するか」というのは、今回ドールを制作いただいたスタジオ・ノーヴァさんとも綿密に協議していきました。 立体化したものを、ゲームモデルとして落とし込むためには実際に動かさなくてはなりません。アクションの際に違和感が生まれないように、開発側としてもしっかりと調整を行っています。 ――メインキャラクターだけでなく、モンスターや他のNPCの人形もすべて作られているのでしょうか? 市川氏:実際に人形を制作したのは、今回の「TGS2025」で展示したメインキャラクターの分だけですね。 NPCやモンスターは人形を作っていません。ただし、どのキャラクターも「ドールルック」の質感を活かし、メインキャラクターに合わせた雰囲気で制作されています。 ――「ドールルック」は『ドラゴンクエストVII』という題材だからこそ合うと考え、生み出されたのでしょうか? 市川氏:鳥山先生のイラストの中で『ドラゴンクエストVII』のデザインは他のシリーズ作品と比べても、キャラクターの頭身が低いという特徴があります。 この頭身が低いという特徴に合わせた表現を模索していく中で、作品の持つ独特の空気感にぴったりのものとして「ドールルック」の方向性に着地しました。…