1: ぐれ ★ qpb/yLli9 2025-10-18 14:46:34 ※10/18(土) 6:08 デイリー新潮 【全2回(前編/後編)の前編】 突如突き付けられた離縁状に高市早苗自民党総裁(64)は動揺の色を隠せなかった。26年続いた自公連立の崩壊。高市氏が事態を軽視していた一方、公明党の支持母体・創価学会の側にも利己的な計算があった。顔色を失う自民党議員。政治の一大転機の裏に一体何が。 *** 眉間には深い皺が刻まれていた。10月10日午後、高市氏が国会の一室から出てきた際の表情である。 「高市氏は、自民党の鈴木俊一幹事長(72)同席の下、公明党の斉藤鉄夫代表(73)、西田実仁(まこと)幹事長(63)との会談を終えたところでした。話し合いは約1時間半。入室時の笑みからは一転、高市氏の顔つきは両党間で厳しいやりとりがあったことを物語っていました」(全国紙政治部記者) その理由は、会談直後に行われた斉藤代表の記者会見で明らかとなる。 「国政選挙における党同士の選挙協力は、いったん白紙にいたします」 公明党からのシグナルを見落としていた高市氏 1999年10月に発足した自自公連立政権(第2次小渕恵三改造内閣)以来、26年間続いた自公連立に終止符が打たれた瞬間だった。 「高市氏はさかのぼって4日夕方、都内の公明会館を訪れ、総裁就任のあいさつをしています。この際、斉藤氏は連立継続に関し、政治とカネの問題、靖国神社参拝を巡る歴史認識、外国人との共生の3点について懸念を伝えました。ところが、高市氏はその条件提示について軽く考えていた様子がうかがえるのです」(前出の政治部記者) 高市氏は翌5日、都内で国民民主党の玉木雄一郎代表(56)と会談。6日には、高市氏の後ろ盾たる麻生太郎氏(85)が自身の政治団体「素淮(そわい)会」の事務所で国民の榛葉賀津也幹事長(58)と面会している。 「直後、公明党は態度をにわかに硬化させました」 と、政治部記者が続ける。 「7日午前、斉藤氏ら執行部は国会内で異例の緊急常任役員会を開催。続く午後の高市・斉藤両氏による第1回党首会談でも、斉藤氏が裏金問題の全容解明を求めるとともに、企業・団体献金の規制強化などを強く要請したのです」(同) ここに至ってなお、高市氏は公明党からのシグナルを見落としていた。 「自民党は7日の党役員人事で麻生氏を副総裁に、裏金問題で批判された萩生田光一元政調会長(62)を幹事長代行に指名。これが公明党の離反を招く決定打となったとみられます」 公明党内からは「われわれを軽視している」 続きは↓ 「高市さんは目を見開いて“ホンマに!?”と…」 自公連立解消のウラ側 一方、「高市氏はタカをくくっていたフシが」の指摘も…