1: 蚤の市 ★ 9PLA5oxU9 2025-10-14 21:31:57 自民党本部では14日、公明の連立離脱を受けて開催が決まった両院議員懇談会が非公開で開かれた。26年にわたって選挙や政策で協力してきた相手が離れた衝撃は大きく、関係改善を望む意見が相次ぐなど、党内の危機感がにじんだ。 「今回の連立離脱は私の責任。みなさんにおわびを申し上げた」。会合後、高市氏は記者団の取材に応じて説明した。会合では「執行部でも手分けをして、合意できる政党と一緒に歩めるように努力をしていく」と述べて、議員らに協力を呼びかけたという。 公明選挙区に独自候補「やめてほしい」 複数の出席者によると、「公明との協力関係を続けてほしい」といった連携の継続を求める声が続出。公明側が離脱の要因に挙げた企業・団体献金に関する政治改革についても「公明の案を丸のみするぐらい譲歩すべきだ」とする意見が出た。執行部側から「関係改善に向けてやれることは何でもやる」という発言もあったという。 選挙協力の解消への懸念も噴出した。自公で調整して公明が候補を擁立してきた小選挙区について、執行部は次期衆院選では独自候補を立てる方向で検討しているが、反対意見が複数あがった。 船田元・衆院議員は「やめてほしい。それをしたら公明党とは当面だめになると会合で意見した」と記者団に述べた。船田氏らによると、「公明との選挙協力を今後も続けたい意向が、地方では非常に強い」などの声が多くあがったという。 首相指名選挙の結果を不安視し、石破茂首相が当面続投する「総総分離」の提案も出た。首相が内閣総辞職をせず、党総裁と内閣総理大臣が異なる状態で政権運営を続けることで、野党と連携して政権が維持できる道筋がつくまで時間を稼ぐ狙いがある。ただ会合後、鈴木俊一幹事長は記者団に「執行部として考えていない」と否定した。 一方で、会合では高市氏や執行部に対する批判的な意見は出なかったという。ある議員は「政策のために一刻も早く過半数が必要で党の分断は避けなくてはいけないと言われたら、批判的な発言はしづらい」と語った。 ただ「責任を問うているゆとりはない」などと危機感をにじませる議員は少なくなかった。ある閣僚経験者は「確実に高市氏が首相に選ばれるか分からない。自民党政権でなくなるかもしれないという危機感はみんなが持っている。批判している場合ではないということだ」と語った。 読み切れぬ公明の動き 「かわいそうな高市早苗」自虐も 公明離脱で大きな打撃を受け…(以下有料版で,残り1221文字) 朝日新聞 2025年10月14日 21時11分…