293: 名無しさん@おーぷん 20/01/05(日)00:20:40 ID:xe.q9.L1 両親ははある武道の全国大会や世界大会の上位常連だった俺は武道なんかより小説や映画が好きで将来はライターになりたかったのだが両親はそれを許さず、幼少期や中学高校と武道付けの毎日だったしかし、その武道の才能が全くないことは自分が一番理解していて大会では一度の勝利すらなく、高校生の時はレギュラーになれたことすらなかった両親は体育系の大学に入学させようと考えていたようだが俺はもうやめたいとそれを断ったそんな俺に両親は激怒して「今までお前はどれだけやってきたと思ってる、まだまだお前は頑張れる」とまるで俺の意思が通じてなかったああこれはダメだと思った俺はその武道で両親をボコボコにした才能がないとはいえ長年武道やってきただけに既に現役を退いて年老いた両親をボコボコにするのはそこまで苦労しなかった、まあ俺も骨折したけど武道を対戦相手以外に使ったら即破門とは言われてたけど、その武道と決別したい一心で暴力振るったしその時ばかりは武道習ってたことを良かったと思える完全に絶縁しておじさんおばさんを頼り普通の大学に進学して今は売れない雑誌のライターやってるが同じ才能がないなら才能ないで好きなことをやっていきたい…