森保Jブラジル戦を前に久保建英が初合流!! 対人練習は一部不参加、個人メニューで左足首を入念確認「プラン通り」 日本代表はキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦から一夜明けた11日、大阪から千葉に移動し、高円宮記念JFA夢フィールドで調整した。パラグアイ戦の先発メンバーと左足の張りを訴えているFW前田大然(セルティック)が室内で個別調整。それ以外の選手が全体練習を行い、左足首に痛みを抱えているMF久保建英(ソシエダ)が今回の合宿で初めてスパイク姿を見せ、一部メニューに合流した。 14日のキリンチャレンジ杯・ブラジル戦(味スタ)に向け、再始動した日本代表。夢フィールドには冷たい雨が降りしきるなか、冒頭では普段よりも長い約5分間の円陣を経て、14人がピッチでのトレーニングを行った。 選手たちはウォーミングアップを行った後、5対5+フリーマン2人のミニゲームなどで調整。久保とMF鎌田大地(クリスタル・パレス)がフリーマンを務め、ミニコートの中で素早い判断でパスをつなぐメニューとなった。その後、久保が全体練習を離れ、残りの選手でシュート練習や、より広いコートでの5対5+フリーマン1人のミニゲームを実施。1時間超にも及ぶ濃密なトレーニングとなった。 久保は全体練習を離れた後、松本良一フィジカルコーチと個人メニューを実施。ところどころでスプリント要素を交えつつ、右サイドからのドリブルや左足カットインシュートで左足首の状態を入念に確認していた。左足シュートは枠を外れたり、ポストを叩いたりと感触がもう一歩合わない様子だったが、縦突破からの右足クロスでは好感触も見せていた。 練習終了後、報道陣の取材に応じた久保は「やれることはやれているので久々に合流できて良かった。(患部も)大丈夫な感じでした」とコメント。ブラジル戦の出場に向けて「そこを目指してやっているので明日、明後日でどうなるか。プラン通りには行っていると思います」と前向きに話し、12日以降の練習で「まだやっていないのはゲームとか対人になるのでそこがどうなるかだと思います」と対人練習への参加を見据えた。…