1. 匿名@ガールズちゃんねる リリーさんは長男出産後、母乳がほとんど出ず、ショックと焦りを覚えた。それでも母乳育児にこだわり、ミルク(完ミ)に移行できなかった。なぜ母乳にこだわったのか。理由は「免疫がつく」「母乳が一番」等のネット情報に加え、母親・祖母から「母乳出てる?」と聞かれても「ほぼミルク」と言えないことがプレッシャーになったためだ。そして、息子に申し訳ないと自分を責め、不眠も重なり「死にたい」と考えるようになった。 日本母乳哺育学会理事長で昭和医科大学教授の水野克己氏は、「母乳にメリットはあるが“母乳信仰”は問題だ」と考えている。「最初はあまり母乳がでず、赤ちゃんの胃袋も小さい。初乳の量は、最初の24時間で10〜20cc程度だ。リリーさんはがんばって母乳をあげたと、自信を持っていい。『妊娠中に母乳をあげたいと思っていても、うまくできない社会やシステムに問題がある』と、学会としても提言しないといけない」。 なぜ、ここまで母乳信仰が強まったのか。水野氏は「日本人は妊娠中に『母乳で育てたい』と思う人が多い。しかし、だんだん追い詰められていく。母乳を推奨する人には派閥や、それぞれのしきたりがあり、『チョコレートや肉を食べてはいけない』などと言われ、どんどんつらくなる」と、そのプロセスをなぞる。 そして、「もっと自由でいい。健康的なものであれば、何を食べてもいい」と呼びかける。 2025/10/11(土) 16:32:25…