1: 名無しダイエット 2025/10/05(日) 14:25:22.90 ID:??? TID:SnowPig 今から約2年前、ネットを中心に「食用コオロギ」が話題になったことを覚えているだろうか。 食糧危機対策として昆虫食が脚光を浴び、とくにコオロギは豊富なタンパク質と栄養価の高さ、生産過程での環境への優しさから注目されていた。 しかし日本では、食用コオロギを研究・販売する企業「グリラス」が、炎上騒ぎをきっかけに廃業。 代表だった渡邉崇人氏は現在、徳島大学で研究を続けている。 一方で、新たな食のジャンルとして、関連機器を含めた市場規模が20億円とも言われる「培養肉」が注目されている。 2033年には100億円市場になると言われているが、実際に食卓に並ぶまでは、まだ壁があるという。 『ABEMA Prime』では、研究・開発者に“食糧危機”の現状と“新たな食材”の今について聞いた。 ■「食用コオロギ」炎上騒ぎはなぜ起きた?事業撤退の理由 グリラスの“食用コオロギ”をめぐる炎上は、高校の調理実習で提供(希望者のみに提供・強制ではない)したことから、ネットニュースなどで「食用コオロギが学校給食で提供」との報道に。 ネットを中心に批判が殺到し、「病気になる」「人口削減計画だ!」など陰謀論まで広まり炎上した。 渡邉氏は「炎上していること自体が、企業との付き合いでネガティブに働く。『学校での提供』がニュースバリューを持って、各所で取り上げられて、多くの人の目に触れたことから炎上が始まった」と振り返る。 廃業のきっかけとなったのは、「人間向け」から「動物向け」への転換だ。 「動物向けであれば、安く作らないといけない。大きなファームを作ったり、研究開発用に補助金を取ろうとしたりしたが、当面厳しいとなった。そこで研究開発のフェーズに戻り、もう一度チャレンジすることにした」。 渡邉氏は大学で、動物向けの「高付加価値コオロギ」の開発に取り組んでいる。 食べるだけで鳥インフルエンザ等のさまざまな病気を予防するチンの役割を持ち、コオロギの品種改良によって、育ったコオロギを食べると病気の予防になるという。 昆虫食には「早すぎたのでは」といった指摘もあるが、「研究には時間がかかり、むしろ世界的に見えれば遅い」と語る。 つづきはこちら…