
1: 名無しダイエット 2025/05/26(月) 15:55:00.14 ID:??? TID:gundan (舛添 要一:国際政治学者) コメの価格が下がらない。そんなときに、江藤拓農水相が「コメを買ったことがない」、「コメは家に売るほどある」などと発言し、国民の批判を受けた。 そこで、石破茂首相は江藤大臣を事実上の更迭とし、後任に小泉進次郎・前選挙対策委員長を任命した。直ぐにコメの値段は下がるのか。石破政権は大丈夫か。 ■ 内閣支持率が下落 石破内閣の支持率が下がり続けている。最近の世論調査をみると、内閣支持率・不支持率は、毎日新聞が22(-2)%・62(+1)%、共同通信が27.4(-4.8)%・55.1(+1.3)%、読売新聞が31(±0)%・56(+2)%、時事が20.9(-2.2)%・52.9(+1.7)%となっている。 石破首相は、少数与党で政権運営に苦労しているが、この支持率の低さは何が原因なのだろうか。 理由はコメ価格の高騰、そしてトランプ関税への対応である。 国民が最も敏感に反応するのは物価高であり、それに伴う生活苦である。とくに象徴的なのが、米価である。 昨年夏以来価格が上がっていき、1年も経たないうちに2倍に跳ね上がった。コメは主食である。食べないわけにはいかない。 もし、フランスでパンの価格が10カ月で2倍になったら、暴動が起こるであろうし、政府は必ず価格を抑える。 いずれの国も、主食に対しては、政府は全力を上げて価格安定策を講じる。 ところが、日本政府は備蓄米の放出を行っただけで、全く無策であり、価格は一向に下がらない。 流通過程の問題、備蓄米販売用の袋の生産など、様々な問題があるが、あまりにも時間がかかりすぎている。 国民のもうひとつの不満は、トランプ関税であり、これも物価高につながる。担当の赤沢経済担当相が、今週訪米するが、今のところ明るい材料はない。石破政権の外交能力についても、国民の評価は高くない。 昨年の夏、スーパーに行ってもコメが売り場にない状況となった。それは、2023年産米の在庫がなくなったことを意味する。 夏の異常な高温が大きな影響を与え、コメの品質を下げ、精米の歩留率を悪化させた。今後とも天候不良が続くとすれば、同じような懸念が続く。 さらには、海外からの観光客も急増し、日本食ブームもあって、コメの需要が高まったこともある。 6月22日には都議会選挙がある。都議会にとっては、パーティー券の裏金問題の影響で、容易な選挙ではない。 さらに、7月には参議院選挙が行われる。2つの選挙は連動する。結果次第では、日本の政治に大きな地殻変動が起こる可能性がある。 少数与党とはいえ、石破政権の無策ぶりが目立つ。…