
1: 名無し@サカサカ10 2025/10/04(土) 09:56:28.94 [10.3 U-20W杯GL第3節 日本 3-0 ニュージーランド バルパライソ] U-20日本代表は現地時間3日、U-20ワールドカップのグループリーグ第3節でU-20ニュージーランド代表と対戦し、3-0で勝利した。前半21分にMF小倉幸成が左足のミドルで先制点を挙げ、後半19分にはMF平賀大空のシュートがオウンゴールを誘発する。後半37分にはMF石井久継がダメを押した。日本はワールドユースも含めた12回の出場で初のグループリーグ全勝を達成。3試合7得点無失点の快進撃で首位通過を決めた。 開幕2連勝の日本はグループリーグ突破が確定済み。引き分け以上で自力での首位通過が決まるなか、第2節から先発8人を入れ替えた。4-4-2の布陣を敷き、GKは荒木琉偉、4バックは左からDF小杉啓太、DF市原吏音、DF塩川桜道、DF森壮一朗。2ボランチはMF石渡ネルソンと小倉。サイドハーフは左が平賀、右がMF中川育。2トップはMF横山夢樹とFW神田奏真が並んだ。 小雨と霧に包まれるピッチコンディションで、両チームともに慎重な試合の入り。日本はボールコントロールに気をつけながら攻め、守備時にはタイトな当たりでボールを奪っていく。 敵陣に迫る日本は、前半21分に先制に成功。セットプレーで右からリスタートすると、森が縦への突破からクロスを上げる。ファーに流れたボールを小杉、横山につなぎ、さらにPA手前に戻した。ボールを収めた小倉はいったん右サイドを向きつつ、相手選手を確認してキャンセル。すかさず前を向いて利き足とは逆の左足を一閃し、ゴールに突き刺した。 リードした日本だが、その後も冷静に試合を運ぶ。前半38分には一度倒れた神田が、起き上がる際にMFフィン・マッケンレーに倒された。船越優蔵監督は、今大会で採用されている監督のリクエストによるビデオ判定システム『フットボール・ビデオ・サポート(FVS)』を使用。マッケンレーへの一発退場の確認を行ったが、ビデオを確認した主審はイエローカード相当と判断した。 前半42分にはニュージーランドに決定機を作られる。中盤のボールロストから一気にカウンターを仕掛けられると、最後はMFネイサン・ウォーカーに左足シュートを打たれた。しかし、GK荒木が左手で防ぎ切り、ピンチを切り抜けた。 日本は前半の終わり際に、両サイドハーフの位置を交換。左に中川、右に平賀を置いた。前半はそのまま1-0のリードで折り返した。ハーフタイムに日本は交代カードを切る。ここまで出場し続けていた市原を下げ、DF喜多壱也を投入。キャプテンマークは小倉が着けた。 後半12分、日本は左CKをショートコーナーで始める。中川が深い位置から左足でクロス。ニアサイドの神田が左足ダイレクトで合わせると、わずかにゴール左外に逸れた。直後に2枚替えを行い、横山と神田が下がる。石井とFW高岡伶颯が入った。15分には平賀のクロスがGKにはじかれたところを高岡が詰めるも、ゴール左に外れた。 高岡はさらに勢いを与え、後半19分に起点を作る。右サイドの深い位置でボールを奪い、そのままPA右に進入。シュートはブロックに遭うも、こぼれ球を平賀が右足シュート。相手選手に当たったボールはそのままゴールに吸い込まれ、オウンゴールで2-0と点差を広げた。ニュージーランドはFVSで高岡のハンドの確認を求めたが、主審は肩でトラップしたことを確認し、ハンドは無しとみなした。 日本は後半23分にすかさず交代カードを切る。連続出場の小杉に代えて、DF梅木怜が入る。梅木はそのまま左SBでプレーした。27分には中川が下がり、MF齋藤俊輔が入った。 後半37分にはダメを押す。齋藤が右サイドに展開し、高岡が相手選手の股を通すパス。最後は石井が相手GKの動きを見極めて右足裏のフェイントで切り返す。冷静に左足シュートを無人のゴールに流し込んだ。 試合はそのまま終了し、日本は3-0で快勝。首位通過でグループリーグを終えた。…