1 : 「ここは日本なのだから、海外の文化を持ち込まないで、日本に合わせなさい」 神奈川県に住むネパール出身のジギャン・クマル・タパさん(46)は8月、帰宅中の電車内で、面識のない30代くらいの男性から突然、心ない言葉を投げかけられた。 目線はタパさんが普段通りかぶっていた伝統的な織物で作られたネパール帽子「トピ」に向けられていた。 来日して25年。そんなことを言われたのは初めてだった。ショックと恐怖で頭の中が真っ白になり、何も言い返さずに次の駅で急いで下車した。 <ネパールの帽子をかぶって歩くだけで『外国人だから』と視線を感じることが増えた。25年日本に暮らして、こんな怖さを覚えたのは初めてです> その日の夜、タパさんはX(旧ツイッター)にそんな投稿をした。交流サイト(SNS)はネパール関連のイベントやニュースの紹介で利用する程度で、投稿頻度は高くなかった。 それでも投稿したのは、「あなたは悪くないよ」と誰かに言ってほしい気持ちがあったからかもしれない。 翌日、Xの通知が大量に届いていることに気付いた。 ところが殺到したリプライの多くは、外国人による犯罪やマナーの悪さを訴える批判的な内容が目立った。 全文はソースで 18 : 流石に酷い そんでツイにも批判ばっかり来たって そりゃクルドとか悪い外国人増えて苛立つのは分かるけど善良な外国人に八つ当たりすんなよお前ら 20 : まず漢字からして海外の文化なんだよなあ…