1: muffin ★ qLrRKRmj9 2025-09-30 17:52:59 9/30(火) 7:20 毎週発表される週末の映画動員ランキングを見ると、日本では本当に洋画が観られなくなった……と改めて実感させられる。ここ数年、この状況はまったく変わっていない。 9/26~28のランキングでは、ベストテンがすべて邦画。つまり日本の作品。そして前週の9/16~21も、やはりベストテンは邦画のみだった。つまり、2週連続で「洋画ゼロ」となり、これはちょっと異例の事態でもある。 その前の9/12~14には、かろうじて9位に『ジュラシック・ワールド/復活の大地』、10位に『ヒックとドラゴン』が入っていた。 たしかにこのところ、巷で話題に上る映画は日本の作品ばかり。当然の結果ではあるが、それでも毎週のランキングには、下位だとしても必ず洋画が入っているのが「通常」だった。 直近で「洋画ゼロ」だったのは、2023年4月の第4週で、1位が『名探偵コナン 黒鉄の魚影』。その前は2022年10月の第5週。1位は『ONE PIECE FILM RED』。それでもこれらのケースでは、翌週に何かしら洋画が初登場でランクインして、2週連続のゼロは免れていた。だから今回の連続ゼロは異常のパターンと言える。 (中略) では今回の「洋画ゼロ」、3週連続の危機もあるかといえば、10/3にはレオナルド・ディカプリオ主演の『ワン・バトル・アフター・アナザー』が公開となり、さすがにベストテンには入ると予想される。しかしこれから年末にかけて爆発的なポテンシャルを持つ洋画は少なめ。年末には「アバター」の新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が待機しているが、このシリーズの前作は、世界的には歴代3位という特大ヒットながら、日本の数字はイマひとつ伸びなかった。本来、2025年の末くらいにマイケル・ジャクソンの伝記映画が公開され、『ボヘミアン・ラプソディ』のような社会現象となる可能性もあったのだが、公開が2026年に延期されている。 大ヒットになりそうなのは、12月のディズニーの『ズートピア2』くらいか。 というわけで、また年内にも洋画ゼロのランキング週が出てくるかもしれない。さらに洋画不況の現実が厳しく突きつけられている印象だが、なんとか挽回するべく、サプライズのブームを起こす作品がいくつも現れることに期待したい。 全文はソースをご覧ください…