1. 匿名@ガールズちゃんねる 『タッチ』の最終回がまた見事。野球をまったくしないんです。達也が街を歩いてみんなに会う話で、南ちゃんちの喫茶店「南風」に行ったら、ライバルだった須見工の新田が来てて、「お前、親父の後継ぐんだろ?」みたいな、なんでもない話してる。 「あれ? 甲子園どうなったんだ!?」 と思ったら、最後に達也の家の棚の上に「甲子園優勝」の記念の皿が乗ってる──。これで終わり。地区予選の話だけで、甲子園の話がまったくなくて、最後のシーンの皿を見て、 「あ! 達也、甲子園で優勝したんだ!!」……ってわかる。 オシャレなんですよ。普通の野球漫画なら甲子園大会になって、その後プロ行って、メジャー行って……とかなるけど、そうじゃない。 ラストは読者に委ねる。それが『あしたのジョー』のラストみたいに「生きてるのか死んでるのか」ってなると大論争になっちゃうけど、『タッチ』だと読者それぞれが自分なりに“物語”を描いて、きれいに終われる。見事なラストです。 2025/09/28(日) 18:36:06…