
編集元: 今までにあった修羅場を語れ【その26】973: 2019/03/19(火)21:15:18 ID:DWs 3年前に義母が亡くなり、義父はそれ以前に亡くなっていたので義実家が空き家になっていた。3回忌を終えたのを機に義実家の遺品をとりあえず整理して、それから貸すか売るか決めようってことになって暇を見つけては義実家に通ってた。で、半月ぐらい前に和箪笥の中のもの整理してたら多当紙の間に挟んで隠すように大学ノートがあった。このパターンは絶対見ない方がいいノートだと頭じゃ分かっているのに、誘惑に負けて見てしまったの。で、お決まりの大ショック・・・。義母とは割と関係はいいつもりだった。義父とも。車で20分ぐらいの距離に住んでたけど「〇〇貰ったから取りにおいで~」とかよく電話かかってきて、そしたらすぐ子供と一緒に取りに行って一緒にごはん食べて帰ってきたりってしょっちゅうだった。友人からは「そういうの鬱陶しくない?」とかよく言われたけど、大抵はフルーツとか食材だったから助かるし。お返しに義父母の好きな和菓子屋さんで買って行ったお饅頭を一緒に食べたりしてね。義父の時は心筋梗塞でピンピンコロだったから介護とか無かったけど、義母の時は病院の送り迎えや入退院の付き添い等頼まれるままに尽くしたつもりだった。義母を看取ったのも私で、亡くなる瞬間まで手を握ってたのね。本当に実母と同じように慕ってたつもり。一体私の何がそんなに嫌だったんだろう。どうやら私を気に入ってくれてたのは義父だけで、義母は最初から私のことが嫌いだったみたい。プレゼントしたブラウスなんかも「あの子が選んだものなんて本当は着たくないけど」とか「取りにおいでと言えばすっ飛んでくる卑しい嫁だ」とか、病院通いのことも「せいぜいタクシー代わりに使ってやるさ」とか実際の文章はもっと口汚い感じで、手が震えて4分の1ぐらいしか読めなかったよ。夫に話すべきかどうか迷った。ぶちまけたい気持ちはあったし、ひとりで受け止めるには辛すぎて。悩んで悩んで・・・親友に相談したら「それで話して夫婦で憎しみに囚われたらそれこそ思うつぼ。和箪笥の中なんて隠してるようで、さあ見つけなさいって言ってるようなもん。自分の方が先に氏ぬのは分かってんだから、読まれたくないものだったら残さない」って言われて目の前がぱぁーっと開けた気分だった。賢い友は宝物だ。そのノートの存在は夫にも話さず、生ごみと一緒に可燃ゴミで捨てた。義母との思い出も一緒に捨てた。…