転載元: それでも動く名無し 2025/06/07(土) 14:59:46.21 ID:SZHwNMGd0 2023、24年に生産され、政府が今春放出した備蓄米の売れ行きが、石川、富山両県のスーパーで鈍っている。 両県の店頭に現在5キロ当たり3500円程度で並んでいるのに対し、今月中旬には21、22年産備蓄米が2千円台で出回る見通しで、安価なコメの登場を前に消費者が買い控えているとみる関係者が目立つ。 先行販売された備蓄米を抱える事業者は「在庫調整が難しい」と頭を痛めている。 「小泉(進次郎農相)さんが2千円で売ると言ってから、売り上げがピタッと止まりました」 こう話すのは、俵健史店長。俵店長によると、先行販売された備蓄米の売り上げは、4月下旬の発売時点で同店の全銘柄のうち7割を占めていた。ただ、小泉農相が随意契約による21、22年産米の放出を打ち出してからは、5割程度に落ち込んだという。 俵店長は「今の備蓄米より安い随意契約のコメが、店に並ぶのを待っている消費者が多いのではないか」とみている。 あるスーパーの関係者は、米卸業者から届く備蓄米の精米時期が古くなっていると指摘し、「米卸業者も備蓄米の在庫を多く抱えており、古いものから出荷している」と推測。このスーパーは今後、精米時期が古い備蓄米の値引きも検討しているという。…