1: ぐれ ★ SWLgHNEP9 2025-09-14 22:03:13 ※9/14(日) 10:00 東洋経済オンライン 「なに、この1本1本の存在感と、このしっかり歯ごたえは……!」 試食コーナーで揖保乃糸を口にした瞬間、自然と声が漏れた。美味しいとは聞いていたが、実際の味わいは想像を超えていた。 夏の風物詩「揖保乃糸」の産地へ 猛暑が続いた夏。冷たいそうめんで体をクールダウンさせた人も多いだろう。 なかでも圧倒的支持を集めているのが「揖保乃糸(いぼのいと)」だ。SNSでは「やっぱり揖保乃糸が一番うまい」と称える声が相次ぎ、毎年のように話題をさらっている。もはや夏の風物詩だ。 年間出荷量は1億8000万食(=約2万トン)。手延べそうめん市場では、国内売り上げシェアの約40%を占めるトップブランドだ。 しかしながら、兵庫県播州地方がその産地であることや、1906年(明治39年)に商標登録され、120年近い歴史を刻んできたブランドであることは、意外と知られていない。 北海道から沖縄まで、全国のスーパーで手軽に手に取れる存在となった揖保乃糸。 この地方発ブランドは、いかにして全国的な信頼を築き、長く愛され続けてきたのか。その秘密を探るべく、揖保乃糸の産地を訪問することにした。 歴史を学び、魅力を体験できる拠点として「揖保乃糸資料館 そうめんの里」(兵庫県たつの市。以下、そうめんの里)がある。1997年に直営加工場を併設した施設として誕生し、現在年間10万人が訪れる人気の観光スポットだ。 館内は1階にレストランと売店、手延べそうめん体験ブース、2階(有料)には展示スペースと加工工場の見学コースを備えている。「食べて、学んで、作って」とそうめんを思いっきり堪能できる施設なのだ。 続きは↓ 年間1億8000万食!揖保乃糸「別格」と愛される訳…