NHKにはスクランブルをかけることに積極的になれない裏事情があるのでした。 NHKの役割は放送法で「公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつよい放送番組による国内基幹放送を行う」と定められています。いわゆるNHKが公共放送といわれる所以です。 この公共放送としてのNHKの役割を実現するため、テレビ放送を受信できる視聴者すべてがNHKと契約。NHK受信料を支払うことで運営コストを共同で負担するというのが放送法の趣旨です。 だからこそ、NHKのテレビ放送を受信できる設備を設置した人はNHKと受信契約を結ぶ必要がある旨が放送法で定められているというわけ。いわばNHK受信料支払いの根拠の根幹部分です。 ここで、NHKが受信料を払った人だけが視聴できるようにスクランブルをかけた場合、スクランブル状態では「受信できる設備」とはいえません。ここにNHKがスクランブル化に踏み切れないジレンマがあるのでした。 ※詳しくは下記リンクより 関連記事 【夫婦別姓】事実婚を発表した元NHK職員「両親の名前が違う人は不幸なのでしょうか」 ←感情論抜きで反論できる? 【地裁】NHK元中国人スタッフに1100万円の賠償命令 ラジオで不適切発言 障害者「うわぁ凄い!登ってきたですね!」 NHK「君は登ってないよね?」 障害者「登りました!」 NHK戦後80年ドラマ、「卑劣な軍人に描かれた」と登場人物のモデルの遺族が反発 【悲報】NHK料理番組の女性講師さん、「愛の共同作業」発言で炎上してしまう…