大市民 がん闘病記(1) (ビッグコミックス) 1: 2025/09/05(金) 20:16:42.71 「レントゲンの映像を見ながら、そのクリニックの先生に大腸がんの疑いもあると言われた時は、本当に『えっ』となりましたね。『ウソだろ』と。すぐにその先生は大きな病院に入院手続きをしてくれて、タクシーでその病院へ直行となったのです。 で、紹介された大きな病院で検査を受けて、大腸がんだと言われた時も、どこか他人事のような感じで実感が湧かなかったです。正直、これを話している今でも、そんな感じが続いているような」 そう語るのは、現在『ビッグコミックオリジナル』で『大市民 がん闘病記』を連載中の著者・柳沢きみお氏(76)。『翔んだカップル』『特命係長 只野仁』『月とスッポン』『大市民』シリーズといった数多くの代表作を世に生み出し、キャリア50年を超える今もなお、漫画界の最前線で描き続ける現役漫画家だ。そんな柳沢氏は去年、大腸がんになる。 「大腸がんと判明する直前は、身体に特別な異変は感じていませんでした。ただ今にして思えば、ひどい下痢があったし、なんか疲れやすくなっていたようですが、それが『がん』のせいだったのかは、今でも正直わかりませんね。そんな最中、腸閉塞を起こしてしまい、その耐え難い痛さで病院へ行ったら、がんが見つかってしまったというわけです」 元来、「自分の主治医は自分」がモットーで、病院や医師に頼らない人生を送ってきた柳沢氏。しかしこの時ばかりは事情が違ったようで……。 ※関連記事 【悲報】美人YouTuber「痔だと思って放置してたらステージ4の大腸がんでした」…