1: シャチ ★ J6gr5+aV9 2025-09-02 22:21:45 性的対象化されすぎた日本の女性たち 日本では見慣れた光景でも、世界では“非常識”と映ることもある。アメリカ・テキサス州サンアントニオから来たメキシコ人のビクトルさんはオタクの街、秋葉原で気になったことがあったという。日本に精通する外国人から見た違和感の正体とは。詳しい話を聞いた。 東京・渋谷で取材したビクトルさんは、2回目の来日。左肩にピカチュウのマスコットを載せており、かなりのポケモン好きであることが分かる。 「日本のポップカルチャーも好きですが、日本の政治や社会問題、日本人が持っている社会規範などについてたくさん勉強しています。建築やゾーニング、道路の作り方、そしてごみ収集システムも非常によくできています。日本では多くのゴミがリサイクルされていることを知っています。だから、そのすべてがとても素晴らしいです。他のこともありますが、良いことばかりです」と、印象を語った。 居住するサンアントニオは人口150万人ほどで、全米で7番目に人口が多い都市だ。東京とは共通する部分も多いが、大きな違いを感じているという。 「私たちの街はとても緑豊かで、非常に美しい建物がありますが、偽物のように感じます。そして、とてもすてきな建物の中には、人が住んでいないところもあります。ビジネスだけがあって、歩いている人があまりいないので、ビジネスが終われば店じまいしてしまいます。でも、東京はどこに行っても、建物があるとそこにはビジネスがあるだけでなく、住んでいる人々もいます。そして、建物の中に入ると、アイスクリームが売られていたり、ラーメンを食べることもできるかもしれません。それは本当にリアルに、生き生きと感じられます。まるで実際の都市のようです。だから、それが日本の最もうまく機能している点だと思います」 アメリカでは、ビジネスディストリクト(商業地区)と住宅地区が分かれていて、休日のダウンタウンは閑散とすることも少なくない。 対する日本は丸の内などのビジネス街も平日、休日問わず、にぎわいを見せている。オフィス街にショッピング街や飲食店、ホテルや高層マンションなどが融合し、イベント開催も頻繁で、人々を引きつけている。 「街づくりが極めて計画的で、都市や商店街も非常によく整備されています。京都の寺町や錦市場、渋谷や世田谷、神保町のことです。生きている感じがします。機能している感じがします」と、日米を比較した。 そんな日本通のビクトルさんが、気になることもあった。 「秋葉原などで、若い女性が年上の人たちによって性的に扱われすぎているように見えました。フロアによっては女性が入れない店もあり、そこで売られている雑誌や映画には、あまりに幼い印象で描かれた女の子が登場している。あれは良くありません。私たちの文化では容認できません」 メイド喫茶で有名な秋葉原は、さまざまなマニアのニーズに応える街だ。その中には、女性を過剰なまでに性的に扱ったり、過度に幼さを強調して表現するものもある。日本人でも理解を示すのは少数派と思われるが、それが公然と店頭に並べられていることに、強い違和感を覚えたというわけだ。 女性の性的搾取、そして少女を連想させるような性的描写には、アメリカは特に厳しい国として知られる。 「でもそれ以外はとても楽しいです」と振り返りながらも、ビクトルさんは“日本の光と影”を確かに見たようだった。 ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム 9/2(火) 19:20配信 ENCOUNT アメリカから来日したビクトルさん(右)【写真:ENCOUNT編集部】…