1: バズソーキック(東京都) [US] QN8n8fOI0● BE:662593167-2BP(2000) 2025-09-02 16:20:30 sssp://img.5ch.net/ico/taxi.gif 自民党は2日午後、参院選大敗の要因を分析した総括文書を取りまとめたのを受けて両院議員総会を開催した。冒頭、石破茂首相(自民党総裁)は敗北について改めて陳謝し、「地位にしがみつくつもりはまったくない」「責任から逃れることなく、しかるべき時にきちんとした決断をする」と述べた。 石破首相は参院選に関し「多くの同志を失ったことはひとえに私の責任だ」とおわびした。同時に「(日米の)関税交渉はきちんと道筋をつけないといけない」とも述べた。 ロイターが入手した総括文書では、参院選敗北の「主な要因」として、1)内閣の支持率低下により党の基礎体力が低下した、2)若年層・現役世代と一部保守層の流出を招いた、ことなど4項目を列記。「党離れを招いたと考えられる経緯と要因」については、1)物価高対策が国民に刺さらず争点設定も不発、2)「政治とカネ」を巡る不祥事により信頼を喪失した、3)発信力が弱くデジタル対応に遅れを取った、ことなど9項目を挙げた。 最後に「党再生への誓い」を記載。「何よりも優先すべきことは国民生活に影響を及ぼさないよう、政策を遅滞なく実現させること」だとし、「党の一致結束が何よりも重要」と強調。「国民から突きつけられた『現状からの脱却』という至上命題を真摯に受け止め、党を一から作り直す覚悟で解党的出直しに取り組む」と結んだ。 総会で森山裕幹事長は、参院選の敗因について「わが党として国民に寄り添い、暮らしの安心を確実に届けることができなかったことに尽きる。執行部に身を置く者として責任を痛感している」と陳謝した。その上で党として一致結束し、国民の信頼を取り戻す重要性を訴えた。 総括文書取りまとめを受け、自民党は臨時総裁選の是非を問う国会議員・都道府県連代表への意思確認手続きに入る。自民党の総裁選管理委員会は8月27日、国会議員や都道府県連代表が臨時総裁選を要求する場合は書面の提出を求め、提出日(期限)は9月8日とする方針を示している。実施には過半数(172)の要求が必要だ。…