
1:名無し :2025/09/02(火) 10:47:44.718ID:XT71/0vyV 簡単に言うと、ネズミに何不自由ない生活を与えると、なぜか階級ができて弱いオスが大量発生して少子高齢化する社会が完成するんや なんでなんやろね 2:名無し :2025/09/02(火) 10:47:55.135ID:XT71/0vyV 高さ1.5m、縦横2.7m四方の檻に16の穴とそこから236の居住巣箱を用意。巣箱は15匹が生活でき、最大3840匹が住める環境だった。 さらにエサ場や給水場をいくつも用意し、それらは常に不足なく補充された。 そのような「楽園」と言われる環境で、マウスがどのような生活をするのか観察する実験。 マウスの年齢は人間で表すと10日で約1歳である。 ーーフェーズ1:適応期 (0 – 104日)ーー 最初に放たれたのは、オス、メス4組の計8匹のマウスだった。 当初、8匹のマウスは莫大な環境や、お互いに慣れるまで、かなり混乱していた。しかし、徐々に適応していった。 そして実験開始から104日目に、初のマウスの子供が生まれた。この最初の適応から子供誕生までの104日間をカルフーンは『フェーズ1:適応期』と名付けた。 3:名無し :2025/09/02(火) 10:48:15.704ID:XT71/0vyV ーーフェーズ2:社会形成期 (105 – 315日)ーー その後は55日ごとに倍々ゲームのように増えていき、ネズミの個体数は315日目、620匹まで増えた。この期間をフェーズ2とする。 この頃から「群れ」を持つ個体が出始め、社会形成の兆候が見られ始める。 群れを作るネズミは、同じ時間に活動し同じ場所のエサ場を同じ時に食べるようになり、同じ巣箱で寝るようになる。 群れが大きくなると1つの巣箱に100匹以上が集まり、場所取りにより喧嘩が始まる。 群れ内での権力争いや群れでの縄張り争いに発展し、次第に「格差」が生まれ始める。 4:名無し :2025/09/02(火) 10:48:31.660ID:XT71/0vyV オスのマウスの格差社会は5つの階層に分かれている。 ・ボスマウス 群れのボス。日好戦的で守りに徹している保守的。 ・ノーマルマウス 一般的なマウス。好戦的で地位が不安定。 ・愛に飢えたマウス オス/メス/子供だろうと求愛行動をする浮気者タイプ。穏やかな性格で攻撃されても戦わない。 ・ストーカーマウス 愛に飢えたマウスよりしつこく追い回す。 ・引きこもりマウス 巣から出てこず他のネズミが寝る時間に飲食を行う。メスに関心を示さず食べることと寝ることしか考えてない。 ボスマウスとノーマルマウスに負けたその他のオスは、広場に集まりスラム街を形成していく。 5:名無し :2025/09/02(火) 10:48:48.776ID:XT71/0vyV ーーフェーズ3:停滞期 (315 – 559日)ーー フェーズ2では55日ごとに個体数が2倍ペースなのに対し、フェーズ3では145日で2倍ペースと出生数が大幅に減少。 この原因となったのが子供の生存率 ボスマウス・ノーマルマウス 死亡率:50% 愛に飢えたマウス・ストーカーマウス 死亡率:90% 死亡率90%の原因として「愛に飢えたマウス」「ストーカーマウス」が非好戦的なことが原意の大きな要因になる。 子供が襲われていても助けないのだ。 すると徐々に母マウスが代わりに戦い始め、徐々に好戦的になりメス → オス化も始まる。 次第に母マウスは子供にも危害を加えるようになる。(ネグレクト)…