1: どどん ★ /NIJPzX49 2025-09-02 17:47:27 関西在住者なら、1日に1回は必ず見かけると言っても過言ではない「ミャクミャク」。街を歩けば、ポスターやマンホールなど至るところに現れ、電車に乗ればキーホルダーを付けている人があちこちに。 “本拠地”である大阪・夢洲の万博会場を訪ねれば、ミャクミャクの濃度は100倍にも1000倍にもふくれあがります。 略 会場を歩くと老若男女、様々な人たちがミャクミャクグッズを手に持ち、中には赤と青のツートンのファッションで着飾って楽しむ人も。 会場内の土産物店は開幕当初は8店舗だけでしたが、ミャクミャク人気の高まりなどを受けて増え続け、いまでは20店舗にまで拡大しました。 万博協会は、1160億円の運営費のうち969億円を入場券収入でまかなうとしていて、入場券の販売枚数はすでに損益分岐点を超えています。 残りの2割ほどのうち、110億円をグッズ販売のロイヤリティーなどでまかなう予定にしていますが、まさに「黒字化のカギ」を握るのがミャクミャクがだと関係者は話します。 万博協会の関係者はーー 「見立てでは、ロイヤリティー収入は110億円の数倍は行きそうだ」 「協会スタッフは、『ミャク様』って呼んでいますよ」 と、想像以上の貢献度にうれしい悲鳴を上げています。 うれしい悲鳴を上げるのは、協会関係者だけではありません。 (ヘソプロダクション担当者) 「サンリオとコラボしたキーホルダー、これが一番売れてまいす。1日何千個なんかは、あっという間に無くなる感じです」 「ミャクミャクぬいぐるみのブレスレット。お土産って普通は帰り際に買うんですけど、こういう『なりきり系』は朝一で買って楽しむので、朝から売れている」 グッズ企画や卸売りを手がける「ヘソプロダクション」は、万博のためだけに大阪市内の貸倉庫を借りました。トラックも2台レンタルし、夢洲との行き来を繰り返しているんだそう。 担当者の鈴村さんは、20年前の「愛・地球博」でもグッズ販売に携わっていたといいますが、今回の売れ行きは「その比ではない」。 (ヘソプロダクション担当者) 「たぶん、生きている間にもう2度とないかもというレベルです。(ミャクミャクの第一印象は)気持ち悪いし、商品化するのも難しいし、お客さんに受けるのかなと思っていたんですが、今となったらミャクミャクさえついていたら、何でも売れるんじゃないかなっていう」 貸倉庫代やレンタカー代など初期投資もかなりの額をかけているといい、在庫コントロールが大変な「ここからが勝負」だということです。 ABC…