韓米首脳会談直後、アメリカ、サムスン、SKからVEU剥奪……中国の生産基地、運命の岐路に(デイリーアン・朝鮮語) 韓米首脳会談直後、トランプ政権がサムスン電子とSKハイニックスの「検証された最終使用者(VEU)」資格を電撃剥奪し、中国工場に米国産半導体装備を搬入する度に件別許可を要求することにした。 これに対し、NAND型フラッシュとDラムの35~40%を生産する西安・無錫・大連工場の運営支障の憂慮が高まり、国内半導体供給網の不確実性が増幅している。 (中略) 約3年間続いたこの特恵が終了し、サムスン電子とSKハイニックスは今後、中国工場に米国産半導体装備を搬入する度に、米政府の個別許可を受けなければならない状況になった。 今回の措置は両社の中国事業に直接的な影響を及ぼす見通しだ。 三星電子は、西安工場でNAND型フラッシュの35-40%を生産しており、これは唯一の海外メモリー生産拠点だ。 SKハイニックスは無錫工場でDRAMの40%を、大連工場では一部のNAND型フラッシュを生産している。 短期的には大きな打撃はないという観測も出ている。 西安・無錫・大連工場はいずれも韓国内の最先端生産ラインより1〜2世代遅れている工程を稼動中であるためだ。 一方、中長期的には装備交換とラインアップグレードがほとんど不可能になるという点が問題に挙げられている。 トランプ政権は「中国内工場の生産力量拡大や技術アップグレードのための許可はしない意向」と明らかにし、前任バイデン政権下でも先端半導体は5%以下、レガシー半導体は10%未満で生産力量拡張を制限した半導体支援法(チップス法)規定まで越えるという意味と解釈される。 (引用ここまで) サムスン電子、SKハイニックスが中国工場で獲得していたVEU資格(確認された最終使用者)を取り上げられ、個別許可制になったとのニュースは既報。 個別許可もおそらくアップグレードについては出ないだろう、とされています。 っていうかバイデン政権の時点でアップグレードについては許可が出ない前提でのVEU資格だったのではないかともされています。 ちなみにインテルもVEUから外されたとされていますが、このインテルの工場は大連のNANDフラッシュ工場ですでにSKハイニックスが取得済。 いつぞや「貧乏くじを引かされた」って韓国メディアが言っていたアレですね。 TSMCも中国本土に後工程の工場を持っていたはずですが、そちらはVEU資格継続の模様。 といったわけでVEU資格が外されたのは実質韓国企業のみとなっています。 んで、韓国メディアからはやたらに「米韓首脳会談はうまくいったのに、なぜこんなことが起きるのか」的な視点で語られているのですが。 ……まあ、最初から決まってたんでしょうね。 これも一連の韓国軽視方針のひとつであると考えればそんなに不思議ではないのですよ。 そもそも米韓首脳会談だって、訪米の空港出迎えからしてクロウリー儀典長ではなく副儀典長でしたからね。 韓国メディアは「成功した」と連呼していましたが、詳細を見ればそんなことはなかったのです。 そのあたりの詳細を書いたnote記事もありますのでよろしければ。 イ・ジェミョン訪米から今回の「中国本土での半導体工場をこれ以上運営するのはまかりならない」とする話はつながっているのですよ。 そして、アメリカの韓国にタイする外交方針は「軽視」で一貫性があるのです。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 アメリカの基本防衛戦略を拒絶する韓国……米韓同盟に未来はあるのか? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…