1. 匿名@ガールズちゃんねる 2023年6月、市が主催した「名古屋城のバリアフリーに対する市民討論会」を機に、事業はさらに遅れることになった。車いすの男性がエレベーターを設置すべきだと主張したのに対し、とある参加者から問題となった発言が飛び出した。「(車いすの人は)平等とわがままを一緒にするな。どこまで図々しいの、という話。がまんせいよ、という話なんですよ」。 これを受けて市は、整備基本計画を文化庁に提出するのを延期し、「差別発言」の問題に最優先で取り組むことになった。 <中略> だが、このバリアフリー議論において、「復元とはなにか」という一番肝心な話が置き去りになっていると感じるのは、私だけだろうか。 城とは原則的に「バリア」だという事実を認識しておきたい。すなわち、敵を寄せつけず、万一侵入されても攻撃して追い払うための施設であり、このため天下人の天守であっても、通路は複雑に折り曲げられ、階段は狭く傾斜が急で、健常者でも登りにくくしつらえてある。「バリアフリー」と相容れないことが史実なのである。 2025/08/24(日) 00:09:40…