1: 冬月記者 ★ G7bRCLiV9 2025-08-23 10:18:14 「下級生をいじめるなんて、人としてかっこ悪い」決勝争う日大三・沖縄尚学 両校共通“緩い”上下関係 今夏の甲子園は、広陵の暴力問題が暗い影を落とした大会になった。かつて強豪野球部には厳しい上下関係が付き物だったが、決勝に進出した日大三と沖縄尚学はともに“緩い”と両校関係者は証言する。 日大三は前監督である小倉全由さんの影響が大きい。 小倉さんは監督だった頃から「下級生をいじめるなんて、人としてかっこ悪いことはするな」と説いてきた。 三木監督は「3年生がめちゃくちゃ掃除するし、1年生がどっか行っちゃったりしている」と笑う。“タメ語”が飛び交うアットホームな雰囲気で寮生活を送る。 沖縄尚学の嶺井駿輔投手(3年)は「下級生とは仲いいです。グラウンド内では先輩も後輩も関係ない」と語り、 山内啓司記録員(3年)は「学年間に壁があったら、本音は言い合えない。2年生から話しかけてきます。気持ちをぶつけ合えるのはチーム強化につながります」と言った。 グラウンド内では激しい競争を繰り広げるが、それ以外は風通しの良いチームであることが令和の強豪校のトレンドだ。実社会の組織運営と共通する傾向といえる。…