1: ぐれ ★ Use8gNAD9 2025-08-23 06:13:47 ※8/22(金) 17:43配信 産経新聞 除草剤「ラウンドアップ」を製造・販売する日産化学(東京都中央区)が、SNSでの事実と異なるネガティブ投稿によって同製品の評判を毀損されたとして、複数の投稿者を相手に損害賠償請求を東京地裁に起こし、同地裁が「企業の名誉毀損にあたる」として投稿者に賠償を命じたと同社が22日、公表した。SNSでの自社製品の事実と異なるネガティブ投稿に悩まされている企業は少なくなく、今回の判決がそうした投稿への抑止力になるか注目される。 ■「猛毒」などと書き込み ラウンドアップ(有効成分名グリホサート)は1974年に米国で発売されて以来、世界150カ国以上で使用されている除草剤。日本では開発したモンサント社の日本法人が81年から販売し、2002年に日産化学が販売権を譲り受けた。農業用のほか、ホームセンターでも売られている。高い安全性と有効性で世界的な成功を収めた除草剤の一つだが、遺伝子組み換え(GM)作物との連携でGM反対運動に巻き込まれてきた。 日産化学はこれまで、事実と異なるネガティブ投稿があっても反論することで逆に炎上することを恐れ、沈黙してきた。提訴は今年の3月28日で、訴訟に踏み切った背景にはSNSの影響力の増大がある。同社の合庭朋之・ラウンドアップ営業部長は「SNSでの誹謗中傷にメーカーが対応しないことに、ユーザーである農業生産者の不満が高まっていた。農業生産者が安心して製品を使える環境を作るためにも、メーカーが前面に立ち、毅然とした対応をすることが必要と判断した」と明かす。 訴訟の対象としたのは、ブログやX(旧ツイッター)などで、ラウンドアップを「猛毒」「枯れ葉剤と同じ成分」などと明らかに事実誤認の書き込みをしていた投稿者。匿名の投稿者は発信者情報開示請求によって特定した上で、投稿内容が事実と異なることを説明し、削除しない場合は提訴の可能性があると警告。削除に応じなかった複数の投稿者に損害賠償を求めた。 続きは↓…