1: エンテカビル(東京都) [ヌコ] ND3xwYLN0● BE:837857943-PLT(17930) 2025-08-23 07:53:31 sssp://img.5ch.net/ico/u_utyuu.gif 政治の場でも度々議論の的になる「減税」。先の参院選では、減税を公約に掲げる野党の躍進が目立ったものの、 東京大学名誉教授の井堀利宏氏は、「今の余力があるうちに増税したほうがいい」と指摘する。 登場人物:井堀教授(70代の経済学者。東京大学の名誉教授) 佐藤翔太(28歳。編集者) 「余力があるうちに増税を」 佐藤:今は不況だから減税で景気を刺激するのがいいって意見と将来世代のために今増税して財源を用意しておくべきって意見、 結局どっちがいいんですか? 井堀:それは将来の経済状況が今より良くなるのか、それとも悪化するのかの見通しに左右されるんだ。減税派は「今は不況だから家計に お金を回して、将来景気が良くなったときに税収も増えればOK」って考え方。一方で、「将来のほうがもっと厳しくなるんじゃないか」と思う人は、 今減税しすぎると将来世代が苦しくなるから、むしろ今のうちに増税して財源を確保しようってなる。 佐藤:少子高齢化が進んで、これから若い世代の賃金はなかなか伸びず、高齢者を社会保障で支えるために、保険料は引き上げが予想される。 そのシナリオを考えると、今じゃなくて将来減税したほうがいいってことですか? 井堀:うん。今の比較的余力があるうちに増税して、高齢化がさらに進む将来の世代を支援するための財源を作っておこうって発想だ。 消費税を上げて高齢者にも一定の負担を求めて、若い世代や将来世代の負担を軽減するわけだね。要するに世代間公平の観点だよ。 消費税を今から増税すれば、こうしたシナリオと整合的だね。 イカソース…