195 :名無しさん@HOME 2012/08/08(水) 13:19:30 0 ちょっと流れを切ってしまいますが、投下させてください。 旦那の仕事の都合でちょっと早めのお盆休みを取り、義実家に行った時のこと。 アレルギーなんて甘えだ、というニュアンスの持論を、会話の節々に織り交ぜて くるウトメたち。 旦那はアレルギーに対しても熱心だったから、いっぱい勉強してウトメにレクチャー してくれていたけど、それでもやっぱり不満そう。 息子が卵アレルギーで、偽実家は鶏農家だから、自分達の仕事の成果が認められない ような気がしてなおのこと気に入らないのかもしれないけど、こればかりは体質だから 受け入れてもらいたかった。 義実家にはウトメの他に義兄がひとり同居している。義兄は製薬会社で杀殳虫剤の 研究をしている人で、今はハチ用の杀殳虫剤について研究している。 義実家は四方が山なので研究には都合が良いらしい。昆虫全般にやたら詳しいので、 息子からは「ファーブル」と呼ばれている。 息子(小5)の夏休みの自由研究がカブトムシの飼育で、義兄になついてる息子は さっそく育て方を聞きに行った。 「カブトムシに、スイカは絶対に食べさせちゃいけんよ」 「なんで?」 「スイカ食べると、カブトムシはおなか壊して弱ってしまうけんね」 「でも美味しそうに食べてたよ?」 「なんぼ美味しそうでも、長生きさせたかったら、我慢してあげような?」 「わかった!」 横で聞いてたウトメ、何故かその会話で覚醒。 カブトムシ=息子、スイカ=鶏卵で脳内変換したらしい。 息子と義兄がセミ取りに行ってから、しきりに謝ってくれたよ。 今までさんざんウトメに説明してきた旦那だけは、 「なんで関係ないカブトムシの話で理解するんだよ…」 って釈然としない顔してたけど、悩みの種がひとつ減って私はスカッとできました。…