1: 牛丼 ★ SZLJI7ZD9 2025-08-12 12:53:35 8/12(火) 6:12配信 文春オンライン 長年に渡ってフジテレビの要職を歴任したフジサンケイグループ前代表・日枝久氏(87)。中居正広氏の性加害問題後、初めて対外的なインタビューに応じた。ノンフィクション作家の森功氏による「 日枝久・フジサンケイグループ前代表 独占告白10時間 」(文藝春秋2025年9月号)から一部を紹介する。 【写真】この記事の写真を見る(2枚) ◆◆◆ 「僕は中居さんとも被害者の社員とも会ったことがない」 腰椎を圧迫骨折して3カ月間入院していたという日枝氏 Ⓒ文藝春秋 一連の問題では、「上納文化」や「企業風土」という言葉が盛んに用いられてきた。大物芸能人が犯罪に近い性暴力を働き、その温床がフジテレビに蔓延したアナウンサーの上納接待という企業風土だと非難されてきた。組織に君臨してきた日枝が、それを培ってきた大悪人という三段論法である。ただし、実際に行為の現場やフジ社内で何があったのか、そこについては、いまだ判然としない部分も少なくない。順を追って日枝に尋ねた。 ――各種報道でも、日枝さんは中居事件のことを知らなかったとされる。それなら、この問題をいつどのように知ったのか。 「初めに知ったのは、2024年暮れの『週刊文春』の取材のときでした。その日はちょうど港(浩一・前フジテレビ社長)と夕食をとる約束をしていて、レストラン(鉄板料理屋「銀座うかい亭」)に向かいました。店の前に文春の記者がいて、中居問題を質問されたのです。しかし僕はそれまで中居さんとも被害者の社員とも会ったことがありませんでしたし、何も知らなかった。だから記者には、『そんなことがあったの?』くらいの回答しかできませんでした。意図的に無視していたわけではなく、本当に知らなかったのです。港は僕より先に店に入っていて、その前に文春の記者の取材を受けていました」 正確にいえば、中居事件は「週刊文春」発ではない。第一報は12月19日発売の「女性セブン」の特集記事「中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル」で、「週刊文春」の記事は26日発売の「中居正広9000万円 SEXスキャンダルの全貌」だ。日枝がことを知ったのは、「女性セブン」の発売と同日の12月19日である。 続く…