706: 名無しさん@おーぷん 19/12/02(月)22:12:57 ID:h1.2v.L1 私が小学二年生の時に母が亡くなった。朝に持病の発作が出ていたけど、発作自体は珍しくないことなので全員心配しつつ会社や学校に行き、私が帰宅した頃にはかなり悪化していてすぐに病院に行ったが意識を失い、二日後には帰らぬ人になった。父は母が倒れてから亡くなるまで病院につきっきりで、亡くなってからはお葬式の手配等で忙しくその間私と五年生の姉は車で一時間の距離の親戚宅に預けられていた為、母が倒れた翌日から葬儀が終わるまでずっと学校を休んでいた。母が亡くなってから初めて登校した日、周りの子達は子供ながらにわかるのかみんななんとなく気を遣うというか腫れ物に触るような扱いだったのだけれど、同級生のAという男子だけは違った。Aは校門前で私を見つけると駆け寄ってきて「なーなー、お前の母ちゃんてなんで氏んだの?」と聞いてきた。まだ幼くて「母親の氏」というものがしっかり理解できていなかったのかついこないだまで生きていた最愛の母があっという間に亡くなった事にまだ現実味がなかったのか、その言葉自体に大して傷つきはしなかったけれどそれでも人前で堂々と母の氏因なんて言いたくないし、不快感はあったので無視していたが、Aはしつこくなんで氏んだの?と聞きまくってきた。この時点で十分神経がわからないけど、無視し続ける私にムカついたのか、Aは最後っ屁のように「ふーん。お前の母ちゃん自頃したんだ。」と言い放ってその場を去った。いくら子供といっても、言っていいこと悪いことの区別もつかないんだろうか。神経わからん通り越して頭おかしいと思うし、二十年近く経った今でも忘れられない。同窓会とかあったら言ってやろうかな。どうせ向こうは覚えてないんだろうけどね。…