1 名前:昆虫図鑑 ★ 2026/11/01(日) 08:42:13.49 ID:pBiFp5V.netR.net 2026年10月25日、中国のポータルサイト・騰訊網に「日本アニメを楽しみながら、戦争を想起させるシンボルには反対する中国の若者たち」と題した記事が掲載された。 記事は、「日本のアニメを追いかけ、日本語の楽曲を聴き、関連グッズにお金を使う一方で、侵略の歴史に関わるシンボルには反対する。この2つの姿勢は矛盾しない。一部の中国の若者にとって、作品を好きになることと、歴史をどう捉えるかは別の問題である。文化的な趣味が、関連するすべての表現や行為を無条件に支持することを意味するわけではない」と述べた。 その上で、「24歳のLucy Huangさんは、小学生の頃から日本のアニメに親しみ、これまでに200作品以上を視聴し、漫画も読んできた。しかし、日本のアニメが好きだからといって、侵略の歴史と結びつく旭日旗まで肯定するわけではない。今月14日、モスクワ大学の授業で中国人留学生が旭日旗を身にまとい、ほかの学生から抗議の声が上がった。Huangさんは、アニメで描かれる世界は創作によって作られたものであり、現実の日本と同一視すべきではないと考えている。作品やキャラクターを楽しむことと、歴史に関わる問題について自分の考えを持つことは、両立できるという立場だ」と紹介した。 また、「福建省の大学生、Lillian Liuさんは、日本のポップカルチャー関連グッズに年間最大約2万元(約47万円)を費やし、日本の人気アパレルブランド・WEGOの透明ディスプレイバッグも購入したことがある。しかし、WEGOが『僕のヒーローアカデミア』とのコラボを発表すると、購入を拒否する姿勢を示した。同作は、20年に登場した志賀丸太というキャラクター名が旧日本軍の731部隊が人体実験の被験者を『マルタ』と呼んでいた隠語を連想させるとして中国で炎上した経緯があるからだ。その後、WEGOの中国運営会社は謝罪し、日本の親会社がコラボ商品の販売を停止すると発表。関連宣伝を削除したが、消費者にとって、以前そのブランドや作品が好きで、商品を購入していたからといって、今後も支持し続けなければならないというわけではない」とした。 さらに、「24歳のアニメファン、Yukiさんは日本のアニメが広まったことで、身近な若者の中には日本人全体を一括りにして否定的に捉えなくなった人もいると話す。一方で、彼女自身も20年の騒動をきっかけに『僕のヒーローアカデミア』を追いかけるのをやめた。ある国の文化や一般の人々に関心を持つことと、特定の作品や商業企画、歴史に関する表現について自分なりに判断することは両立するのである」と言及した。 記事は、「取材に応じた研究者は、ポップカルチャーへの関心が、必ずしもその国の政府や政策への賛同につながるわけではないと指摘。家庭で受け継がれる記憶や学校教育、個人的な交流、社会的な背景も、人々の考え方に影響を与えるという。今回の取材対象者が中国の若者全体を代表しているわけではないが、彼女たちの経験からは、文化を楽しむことと歴史に対する姿勢が、単純な賛成・反対の関係ではないことがうかがえる」と強調した。 そして、「作品を心から楽しみながらも、歴史的な背景を踏まえて特定のシンボルを受け入れないという考え方もある。大切なのは、歴史的な問題があるからといってアニメを楽しむこと自体を否定するのでも、アニメが好きだからといって歴史的な問題に目をつぶるのでもなく、それぞれの考え方を尊重することである」と結んだ。…