
30代の73%「韓国でもフランスのような大規模デモの可能性高い」(朝鮮日報) 韓国の20代・30代のおよそ7割が、韓国でもフランスのような大規模デモが起きる可能性が高いと見ているとの世論調査結果が出た。最近フランスでは、物価高や教育・公共サービスの悪化などに対する若年層の不満が大規模デモに拡大した。移民政策と自国民への逆差別を巡る議論も広がっている。韓国でも就職難や住宅難などで若年層の不満が高まり、国際結婚に伴う多文化家族や外国人への支援を巡る逆差別論争が浮上している。 保守系野党「改革新党」傘下の改革研究院は22日、成人男女1008人を対象に「韓国でも政府政策や経済・社会的問題への不満により、フランスのような大規模デモが発生する可能性が高いと思うか」と尋ねた。これに対し、回答者の61.9%が「そう思う」と答えた。年齢別では30代の73.3%が「そう思う」と答え、20代が62.6%で続いた。次いで50代(60.7%)、60代(60.0%)、70歳以上(59.0%)、40代(57.3%)の順だった。「フランスのデモの背景となった生活費の上昇と教育環境・公共サービスの問題が韓国にも同様に存在するとみるか」との質問には、回答者の64.8%が「そう思う」と答えた。韓国国民の10人に6人以上が、フランスの若者デモの背景とされる社会・経済的問題が韓国にもあると認識しているわけだ。 専門家らは、韓国の若者のこうした認識が今後、外国人および多文化家族への優遇制度に対する不満と結び付き、社会問題化する可能性があるとみている。 (中略) 成均館大学社会学科の具廷禹(ク・ジョンウ)教授は「経済的な余裕がますますなくなり、若者たちは今や外国人・多文化家族への支援を逆差別として受け止めるようになった」と述べた。 (引用ここまで) フランス伝統のデモはいまだに続いています。 デモがいつの間にやら暴力と略奪に取って代わられるってのも伝統で、フランス革命から続くお話でもありますね。 そうした暴力と略奪にあきれ果てた民衆はナポレオンの登場を大歓迎したわけですが。 そのあたりはマンガのナポレオンにも詳しいです。おすすめ。 「これはいくらなんでも誇張してるだろ」って思うようなことが実はまんま史実だったりするので……。 ナポレオン ―獅子の時代― (1) (ヤングキングコミックス)長谷川哲也少年画報社2014-08-29 かつ、あの「デモ」がヨーロッパ全土に拡がりつつあるとの話で。 火炎瓶で警察官を燃やしたなんてことも起きているそうです。 日本が50〜60年前にやったようなことをヨーロッパがリプレイしているって感じだなー。 もう日本では暴力で自分たちの言い分を突きつけるような輩は支持されないのですよ。 まあ、よほどの悪政が敷かれればまだしも。 そういうわけじゃないからなぁ。 ですが、韓国ではだいぶ事情が違っています。 若者の雇用は減り、高齢者層のそればかりが増える。 まあ、高齢者の置かれている実態はきつくても、若者からは少なくともそんな風に見えることでしょうよ。 年金に関しても2050年には赤字突入、そこからすぐに枯渇ってされているわけで。 じゃあ、いま年金を払っている我々の立場はどうなるのだと。 そんなわけで若者と高齢者の分断がさらに進んでいのですね。 で、「韓国でもフランスのようなデモが起きるかもしれない」と。 ま、これまでも似たようなデモは起きてきたのですが、主役はあくまでも民主労総をはじめとした労働組合発のものでした。 それが若者主体になったらちょっとは変わるのかもしれませんが。 この「20〜30代の7割が『フランスのようなデモ』が起きるかも」って思っているってのは、どこかでそれを望んでいるってことですからね。 この記事のNAVER版には700を超えるコメントがついています。ちょっとした大事件扱い。 「中国人を無分別に入国させて健康保険を使わせていたら韓国もああなるぞ!」、「農民が立ち上がり、革命が起きるだろう」、「中国製自動車の助成金をすぐ止めろ」、「自国民にもっと恩恵が回るべきだ」等々。 まあ、ニュースサイトの掲示板がすべてとは思いませんが。 そういう空気感があるのは間違いないと頃なんでしょうね。 note.comで楽韓noteを開設しています。 中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国の若者が大企業への就職を諦めない理由 ── 賃金格差が社会から奪うもの 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…