1 : 「人間の血を蚊の毒に変える薬」の大規模試験に成功 人間が自ら「蚊取り線香」のように蚊を追い払えたら――そんな夢のようなマラリア対策が現実に近づいています。 実は、寄生虫症の治療薬として知られるイベルメクチンを人が服用すると、体内にその成分が残り、吸血してきた蚊にとっての「毒」になります。 蚊は血を吸った際にこの薬成分を取り込み、中毒を起こして死んでしまうのです。 スペインのバルセロナ国際保健研究所(ISGlobal)を中心とする研究チームは、言わば人間が“動く蚊取り線香”になるこの新戦略をアフリカのマラリア流行地で試したところ、子どもたちのマラリア感染率が26%減少する効果が確認されました。 しかも、この地域では元々住民の8割近くが蚊帳を使用していましたが、それでもさらに感染が減るという“追加効果”が得られたのです。 (以下略、続きはソースでご確認ください) 2 : 吸われる前に殺せないとダメなのでは?…