
1: 匿名 2026/10/21(水) 12:19:33 政経フォーカス「日本はノーベル賞32人、中国は論文不正」北京大の重鎮が異例の苦言中国の科学界を代表する学者が、日本の32回目のノーベル賞受賞と中国の研究不正スキャンダルを比較し、自省を促している。中国科学界の著名な研究者が、日本のノーベル賞受賞実績と中国で相次ぐ研究不正を比較し、自国の学術界に反省を促したことが波紋を広げている。台湾国際放送(RTI)が19日に伝えたところによると、北京大学の饒毅(ラオ・イー)教授は7日、フランスのアンリ・カガン氏と日本の硤合憲三(そあい・けんそう)東京理科大学名誉教授が2026年のノーベル化学賞受賞者に決まった直後、SNSに投稿した。饒氏は、日本のノーベル賞受賞者は今回で32人となり、そのうち自然科学分野が26人を占めると評価した。その一方、中国の科学研究は21世紀に入って大きく発展したものの、世界史上でも前例のない規模の研究不正が起きていると指摘した。中国の学術界では研究成果を過度に重視する傾向が、研究者の近視眼的な姿勢や利益優先の考え方を助長していると批判。長期的な基礎研究が妨げられ、日本との研究力の差を広げる要因になっていると主張した。饒氏は今年5月にも、浙江省寧波市の東方理工大学で「中国の科学はどこへ向かうのか」と題した講演を行い、中国の科学分野における研究不正は世界史上、例を見ない水準にあると批判していた。中国の学術界では今年、科学分野のインフルエンサー「耿同学」が、国家の主要研究プロジェクトに参加する研究者らの不正疑惑を相次いで告発した。その結果、問題となった論文が撤回され、関係者が職を解かれるなど、大規模なスキャンダルに発展した。饒氏自身も最近、中国の著名研究者が国際学術誌に論文を掲載するため、巨額の賄賂を渡したと告発し、議論を呼んだ。RTIは、中国の大学が世界大学ランキングで高い評価を得ている一方、こうしたランキングは論文の発表数や引用回数に大きく左右されると指摘した。そのため、多くの中国の大学が順位を上げようと、手段を選ばず大量の論文を発表していると分析した。台湾の国家安全研究院の王展熙研究員は、学術界で最高の権威を持つノーベル賞は基礎研究と革新性を重視するものの、そうした研究には長い時間が必要だと説明した。その上で、中国の研究者には表面的で短期的な成果を追い求める傾向があると指摘した。さらに、中国の学術界では論文数を増やすため、問題を含む可能性のある研究データを短期間で大量に生み出すなど、さまざまな手法が使われていると述べた。学術誌「中国科技期刊研究」に掲載された中国の論文撤回状況に関する研究によると、2007~2018年に中国で撤回された科学論文は計9,276件で、調査対象国の中で最多だった。米国は2,830件、インドは929件だった。中国では論文1万件当たり平均22.7件が撤回された計算になる。撤回理由で最も多かったのは、データの誤りと重複掲載だった。RTIは、中国の国家主導型研究体制の下で、多くの研究者が盗用やデータ改ざん、論文の代筆などの不正行に関与していると批判した。王研究員は、中国政府が近年、研究不正の撲滅に向けた対策を進め始めたことは評価しつつも、短期間で状況が改善するのは難しいとの見方を示した。…