
ドカ食いダイスキ! もちづきさん 1 (ヤングアニマルコミックス) 1: 2026/10/21(水) 20:32:49.36 大量の料理を食べる様子を配信し人気を集める「大食い動画」を巡り、韓国の投稿者から「収益化を停止された」との報告が相次ぎ、日本の投稿者にも動揺が走った。 背景にあるのは「摂食障害(摂食症)」を助長する恐れがある、とした動画配信サイト「ユーチューブ」のガイドライン(指針)。 SNSでは「テレビの大食い番組と何が違うのか」という疑問の声も上がっている。 ■動画配信の収益化が停止 韓国からの報道によると、登録者44万人の大食い系ユーチューバー・サルペジョさんが「収益創出が中断された」と明かしたのは9月。 「ユーチューブによる暴食と摂食症関連の指針が厳しくなり、チャンネルに強い規制を適用している」と述べ、動画の公開を中止した。他にもユーチューブから収益停止通知を受けたとし、過去4年間に投稿した動画339本を非公開としたり、削除したりしたという配信者がいる。 大食い動画は韓国で「モッパン」と呼ばれる人気コンテンツ。 世界中で視聴され、英訳「mukbang」はオックスフォード英語辞典で「大量の食べ物を食べながら視聴者に語りかける動画」と説明されている。 配信者が言及したユーチューブの指針は、食後の嘔吐や極端なカロリー制限など、視聴者がまねをする可能性がある摂食症の行動を扱ったコンテンツを禁止するもの。 2023年4月の公式ブログに記載があり、この方針は今年1月の改定でも維持された。 韓国での動きを、日本の大食い系ユーチューバーは注視している。SNSでの総フォロワー数80万人のりっかさん(24)は産経新聞の取材に「韓国での規制を知って、驚きつつ、『とうとう来たか』とも思った。日本でも遠くない未来に段階を踏んで規制がかかるのではないか」と話す。収益化が停止されれば、飲食店の紹介案件やイベント出演といった収入手段を持たない配信者にとっては「死活問題になる」と懸念した。 ユーチューブ側が影響を懸念する「摂食症」は、体重や体型への過度なこだわりが自己評価に強く影響し、食行動の異常を示す精神疾患群の総称。 東京大医学部付属病院心療内科の吉内一浩教授によると、「さまざまな原因で発症すると考えられているが、その中の一つにメディアの影響も含まれている可能性がある」。 大食い動画の「嘔吐など、排出行動と呼ばれる摂食症の症状を模した内容が、発症のリスクを上げる」と推察されている。 ■テレビ番組は「演出されたショー」 ユーチューブでの規制が話題となる一方、テレビでの大食い番組の放送は続いている。 テレビでは、2002年に給食の早食い競争で中学生が窒息死した事故があり、その後、医師の立ち合いやドクターストップの導入などの安全対策が取られるようになった。 阪南大国際学部の大野茂教授(放送・広告)は「テレビの『大食い』は、故意に苦しそうな表情を写すなど、ある程度演出されたショーであり、スポーツのようなもの。没入感が大きいネットと比べ、テレビは視聴者と距離があり、同列に比較しにくい」と指摘する。 一方で、今回の規制騒動を受けて、通常は食べきれないほどの量の料理を用意し、どれだけ食べられるかを競う映像を見せることによって収益を得る行為を批判する声も改めて注目されている。 りっかさんは「ファンから『動画を見てご飯が食べられるようになって感謝している』『つわり中に見て救われた』といった、大食い動画をポジティブに捉える声も寄せられている。無理なチャレンジをせず、なるべくきれいに食べることも心がけている」と話した。(千葉真) ※関連記事 【画像】この漫画の「ダメ人間」と付き合っている彼女の話、少し怖くて草wwwww…