1. 匿名@ガールズちゃんねる 鳴海の伯母である光子が孤独死した時、和夫はこう言い放ちます。 「結婚もせず、子どもも産まないでひとりでずーっと好き勝手してきたから、最期にばちが当たったってとこか」 子どもを産まない女は、責任を果たしておらず、社会に貢献していない。それだけでなく、自分勝手に生き、自由を優先する女のせいで、その結果社会が衰退していく。子どもを産んでいないクセに、よそさまの産んだ人に介護してもらうのはおかしい。そういう意見ってあるんですよね。 だからこそ、結婚し子どもを産むという責任を果たしていない女性は、いつか痛い目に遭わないといけない——という発想になるんだろうと思います。 さらにもうひとつ、このドラマがあぶり出すのは、“介護をするのは女性”という根強い偏見や思い込み、そして押し付けです。 ■“抑圧”のオンパレードに、思わず目をそらせなくなる! 雅子世代が若い頃は、女性が働いても「どうせ家庭に入るのだから」と重要な仕事をもらえない。「辞めるよね?」という圧をかけられる。女性の賃金が低い。妊娠出産すると辞めざるをえず、復帰も難しい……。といった具合に、女性が経済的に自立するのが難しい時代背景があった。さらに、高齢になってから賃貸を借りるには大きなハードルもある。それによって、離婚という選択も容易ではない。 2025/07/30(水) 16:43:24…