509: 名無しさん@おーぷん[sage] 2017/12/02(土)13:14:11 ID:ctg 20代の頃に婚約破棄したことがある。その時の彼女の親に挨拶に行った時、結婚についての了解は貰ったが父親から「自営ごときにやるつもりはなかった」って言われた。「自営業にやるつもりはなかった」ならまだいいが自営ごときって言葉にカチンときた。が、その時はとにかく彼女のことが大好きで結婚したかったしこの人たちとは遠距離で、しょっちゅう会うわけでもないからと思って我慢した。彼女の親の希望として、きちんと結納をして仲人を立てて、式、披露宴をする事と言うのがあった。俺もそれには異存がなかったので了承。で、後日彼女の実家のある都市のホテルで結納式をしたんだが、結納式のあとの食事会(ホテル内の洋食店)の時に、彼女の父親が「娘には娘にふさわしい勤め人をと思って探すつもりだったが、まだまだ早いと思ってるうちに勝手に自営ごときのこんな男を連れてきて・・・」とか言い出した。俺もムカつくが、息子を自営ごときこんな男と言われたうちの親も面白いはずがない。が、そんなことよりこの父親と、隣でウンウンって頷いてる母親のふたりが揃いも揃ってナイフとフォークでキーーーーコーーキーーーーコーーって無茶苦茶音立てて背筋がゾワゾワするその音に閉口して言葉がでない。とっくに肉切ってるだろ、皿切ってんのかってぐらいキーコーキーコーって。彼女自身は音はたててなかったけど、全く意に介さぬ様子に慣れてる感じ。だけど、その食事会の数時間で彼女への気持ちがすっかり冷めてしまった。二度に渡る父親の俺への暴言を暴言と感じてないこと、まともなテーブルマナーも身についてない親が、ふさわしい勤め人などとほざく滑稽さ。でも別れ話をしたときに「そんな程度のことで」って言われたのはショックだったな。彼女にとってそんな程度なのかって思ってね。でもそれで吹っ切れた。幸い式場も仲人も決まってなかったので、少額の慰謝料で済んだし。…