「Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 S/S」が閉幕 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催する「Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 S/S」が、9月5日(土)に会期を終えました。Japan Fashion Week Organization 20周年の節目を終え、今シーズンは次なる20年へ向けた進化を感じる1週間となりました。 期間中には、by R、初参加4を含む24の公式デザイナーショー、および3つのパートナーシップショー(海外参加9)の全27のコレクション発表が実施されました。 2027 S/Sシーズン コレクション発表ハイライト 「by R(バイアール)」プロジェクトで「KHOKI」がランウェイショーを開催 日本のファッションシーンを盛り上げ、その魅力を世界へ発信するプロジェクト「by R」では、グローバルな注目を集める「KHOKI」(コッキ)がランウェイショーを開催しました。KHOKIは2024年「LVMHプライズ2024」セミファイナリスト、2025年「10 Asian Designers to Watch」に選出されています。 コレクションは、山梨にある実家の部屋を出発点とし、幼少期のルーツを辿るクリエイションを展開。舞台衣装的なエッセンスや、趣味で集めていた衣装、軍服のディテールがアイテムやスタイリングに込められました。 「by R」への参加を記念し、人気のお城モチーフをアップデートしたアップリケシャツなど、KHOKIらしい物語性を宿した特別なアイテムが発売中です。詳細は下記ページよりご覧いただけます。 KHOKI by R 限定商品ページ TOKYO FASHION AWARD 受賞ブランドの参加 TOKYO FASHION AWARDで受賞歴のあるANNA CHOI(旧HAENGNAE)、pillings、RequaL≡、yushokobayashiが今シーズンも参加しました。 ファッションウィーク継続参加や再登場のブランドも多数 soduk(2023 S/Sシーズン以来)、MEGMIURA WARDROBE(2023 A/Wシーズン以来)、これまでデジタル発表を行ってきたKEIKO NISHIYAMAの初のフィジカル発表参加、YUKIHERO PRO-WRESTLING(2019 A/Wシーズン以来)など、多くのブランドが参加しました。Haute Mode HirataやORIMI、MITSURU OKAZAKIは2026 S/Sシーズン以来の参加、EITARO、ENFÖLD、MIZENは先シーズンより継続参加し、Seivson、support surface、yoshiokuboも継続的にラインナップを飾りました。 海外からも多くのブランドが参加 RUN x ANDAM FASHION AWARDS PARISとJFWOのコラボレーションにより、SONIA CARRASCOとANTHONY CALYDONが東京で初の発表を行いました。アジア圏からはCHARINYEH(台湾)、WHiTENOOK(中国)、WISHARAWISH(タイ)、C JEAN(台湾)が参加し、国際色豊かなシーズンとなりました。 公式会場でショーを開催したブランド(写真は一部) yoshiokubo、WHiTENOOK *CHN、Global Fashion Collective *CAN、BENCH/ Presents Threads of Dreams *PHI、MEGMIURA WARDROBE、EITARO、yushokobayashi、TAIWAN SELECT *TWN、RequaL≡、C JEAN *TWN、CHARINYEH *TWN、SONIA CARRASCO *ESP、WISHARAWISH *THA、ANNA CHOI 独自の会場で発表を行ったブランド(写真は一部) Seivson、ENFÖLD、support surface、MITSURU OKAZAKI、KEIKO NISHIYAMA、pillings、MIZEN、Haute Mode Hirata、ANTHONY CALYDON *FRA、YUKIHERO PRO-WRESTLING、ORIMI、KHOKI (by R)、soduk ランウェイ形式にとらわれず、さまざまな表現方法で発表 今シーズンは、他都市のファッションウィークの潮流と同様に、ランウェイ形式以外の表現方法をとるブランドが多数見られました。観客により近い形で服を展示したり、制作過程をリアルタイムで見せたりするなど、各ブランドが独自の発表方法でファッションウィークの表現の幅を広げました。 パートナーシップショー 国・地域を代表する団体や関連イベント内でのプロフェッショナルなデザイナー、ブランドによる「パートナーシップショー」は、今季3つのショーを開催しました。 Global Fashion Collective(グローバル ファッション コレクティブ) BENCH/ Presents Threads of Dreams(ベンチ/ プレゼンツ スレッズ オブ ドリーム) TAIWAN SELECT(タイワンセレクト) FASHION PRIZE OF TOKYO 2027 および TOKYO FASHION AWARD 2027 発表イベント FASHION PRIZE OF TOKYO 2027 受賞者発表式 第9回「FASHION PRIZE OF TOKYO 2027」の受賞デザイナーは「TANAKA」を手がけるタナカ サヨリ氏とクボシタ アキラ氏に決定しました。今後の支援として、国際的知名度向上のため、2027年1月と6月のパリ・メンズ・ファッション・ウィーク中にショーを開催。また、2027年3月のRakuten Fashion Week TOKYO 2027 A/Wでは凱旋イベントも実施されます。 第12回 TOKYO FASHION AWARD 2027 受賞デザイナー発表式 第12回「TOKYO FASHION AWARD 2027」では、以下の8ブランドが受賞しました。 パリ・メンズ・ファッション・ウィーク時期支援 荒澤 正和(CIOTA デザイナー兼ディレクター) 中城 大祐(GOOD PEOPLE GOOD STITCHING GOOD PRODUCT クリエイティブディレクター) Midorikawa デザインチーム 折見 健太(ORIMI デザイナー) パリ・ウィメンズ・ファッション・ウィーク時期支援 長谷川 照洋 / ウィング(GURTWEIN 共同設立者兼デザイナー) パク・ソンヒ(OHROHEE デザイナー) ペリ(POOLDE デザイナー) 阿部 剛丸(Takemaru デザイナー) 渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール Aでは、受賞8ブランドのルックが展示されました。受賞ブランドは、今年冬にソウルで開催されるポップアップやパリ・ファッション・ウィーク中の独自ショールームへの参加、2027年3月のRakuten Fashion Week TOKYO 2027 A/W公式会場での凱旋イベントなど、さまざまな取り組みに対して支援が行われます。4シーズン(27A/W・28S/S・28A/W・29S/S)の継続的な海外展開支援が実施される予定です。 海外ビジネス・国内外への発信強化 海外からのジャーナリスト・バイヤーが来日 Rakuten FWTでは25 A/Wシーズンより本格的に海外からのバイヤー・プレス誘致を行っています。今シーズンも、WSN CEOのフレデリック・マウス氏をはじめとする計15名の公式ゲストやサポートゲスト(メディア、バイヤー)が来日し、ファッションウィークに参加したブランドのショーや展示会を訪れ、取材や商談を行いました。 RUN x ANDAM SHOWROOMを開催 JFWOとWSNは、日本とヨーロッパのファッション業界間の交流の取り組みに対し、戦略的パートナーシップを強化しています。渋谷ヒカリエ 8F 8/COURTでは、前回に引き続き「RUN x ANDAM FASHION AWARDS PARIS」のショールームが設置され、会期中に発表を行う2ブランドを含む7ブランドが参加しました。 2027 S/Sシーズン 情報発信強化 9月1日(火)~9月5日(土)まで、渋谷駅前の「Q’s eye」大型ビジョンでムービーが放映され、広く東京の街に2027 S/Sシーズンがプロモーションされました。また、今季は世界で話題のAIグラス“Meta Glasses”を活用し、新たな視点でショーを切り取るSNS施策も実施されました。モデルやデザイナーなどが“Meta Glasses”を身につけて撮影したファッションウィークの様子が今後SNSに投稿される予定です。 関連イベント 「Fashion Week in Color A Live Illustration Experience」 東京を拠点に活動するフランス人イラストレーター/ファッションデザイナーのエロディ・ブレッテ氏による展示・ライブイラストレーションが、渋谷ヒカリエ 8F 8/CUBE 1,2,3にて開催されました。会場にはファッションやストリートスタイルからインスピレーションを得た作品が展示され、期間中にはその場でポートレートを描いてもらえるライブイラストレーションも実施されました。 KIDILL × ALPHA INDUSTRIES × HIZUMEインスタレーションパーティ KIDILLとALPHA INDUSTRIESのコラボレーションアイテムの世界観を体感するインスタレーションパーティがMIDWEST TOKYOで開催されました。アイテムにプリントされているアートワークを手がけたアーティスト、トレヴァー・ブラウン氏の原画も特別に展示され、帽子ブランドのHIZUMEを加えたトリプルコラボによるMA-1を再構築したヘッドピースも登場し、多くの来場客で賑わいました。 一般参加可能なコンテンツ 渋谷ヒカリエ ストリートスナップ企画「SHIBUYA FASHION STYLE」を実施 渋谷ヒカリエを運営する東急株式会社とのコラボレーション企画として、渋谷ヒカリエ1階イベントスクエアにて、今季参加ブランド「RequaL≡(リコール)」デザインによるパネルを背景に、一般の方も参加できる公式スナップ撮影を実施しました。期間中には、著名カメラマン「ミトグラフ」氏による撮影も行われ、撮影されたスナップの一部は館内サイネージや、Rakuten FWT公式Instagramストーリーズ等で紹介されました。 渋谷ヒカリエ x Rakuten Fashion Week TOKYOショー観覧チケットプレゼント企画を実施 今季JFWOは、公式会場である渋谷ヒカリエを運営する東急株式会社とのコラボレーション企画を実施し、その一つとしてショー観覧チケットプレゼント企画を行いました。抽選で招待された一般のお客様がいくつかのショーに来場し、普段は見ることができないファッションウィークの世界を堪能しました。 オフィシャルパートナーによる活動 オフィシャルパートナーNARSがバックステージでのメーキャップサポートを実施 フランソワ・ナーズ氏の革新的で自由な美の哲学により、アーティスティックな世界観を創造するメーキャップブランド「NARS」が、2027 S/Sシーズンのオフィシャルパートナーに登場しました。茂登春奈氏(NARS リードメーキャップアーティスト)を中心としたNARSのメーキャップチームが、ENFÖLD、EITARO、ANNA CHOIのメーキャップをサポートしました。 スポンサー・協賛による来場者への提供 会期の初日と最終日には、2027 S/Sのオフィシャルパートナーである「サイレントプール ジン」が、ファッションウィークオリジナルレシピのカクテルを用意し、ショー来場者に提供されました。また、公式会場である渋谷ヒカリエ ヒカリエホールで行われたランウェイ・イベントでは、サッポロビール「SORACHI1984」、エナジードリンク「Red Bull」、微炭酸飲料「kiyasume」、「Rakuten Original 天然水」が配布され、来場者はドリンク片手に歓談を楽しみました。 今後の展望 2027 S/Sシーズンは、さまざまな表現方法でランウェイショーやプレゼンテーションが実施され、新たな20年に向かって東京らしいファッションウィークの形を示すシーズンとなりました。 次回、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2027 A/W」は2027年3月15日(月)~ 3月20日(土)に開催されます。引き続き、Rakuten Fashion Week TOKYOにご注目ください。 Rakuten Fashion Week TOKYO 公式サイト…