土星南半球の極投影図。十角形が浮かび上がっている。Image credit:NASA, ESA, A. Sánchez-Lavega (Basque Country University, EHU) 土星といえば、大きな輪と北極の周りを渦巻く巨大な「六角形」の雲の波が有名だが、他にも新たな特徴が見つかった。 スペインのバスク大学などの研究チームは、土星の南極上空にも巨大な「十角形」の波が出現しているのを発見した。 アマチュア天文学者の観測画像をきっかけに、ハッブル宇宙望遠鏡などのデータからその存在が確認された。 土星の南半球に夏が近づき、姿を現した新たな多角形構造は、巨大ガス惑星の複雑な気象メカニズムを解明する重要な手がかりとなるかもしれない。 この研究成果は 『Science Advances』誌(2026年9月2日)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・土星衛星タイタンと冥王星に未知の物質を発見。生命の材料となりうる有機物の可能性 ・NASAが2つの宇宙望遠鏡がとらえた土星の鮮明な最新画像を公開。大気の特徴が明らかに ・土星で新たな衛星が62個発見され合計145個に。太陽系で一番衛星の多い惑星に ・消えゆく土星の環。その寿命の解明にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が挑む ・土星の環と傾きの秘密。太古の失われた月「クリサリス」の影響であるという説が浮上 この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙…