ちょっと情報のアップデートをさぼってしまうと、新車価格が大幅にアップしていることに驚かされる。いまや軽自動車は乗り出し200万円を超えることは当たり前になりつつあるし、ミドル級のミニバンやSUVでは乗り出し500万円という見積りを目にすることもある。国産の最上級モデルともなると4桁万円のプライスゾーンも珍しくない。 そうした肌感覚を数字で確認してみよう。 若者向けの低価格スポーツカーといえばトヨタ「86」だが、そのルーツとなるAE86型カローラレビンの新車時価格(1983年)は150万円台だった。 それが、いまの「GR86」になると293万6000円~361万6000円となっている。もっともAE86の時代には消費税がなかったので、10%の消費税を含めた価格で比べるのはアンフェアだが、消費税を抜いたとしても1.8~2倍以上となっている。 軽自動車の代表としてスズキ・ワゴンRの価格を初代と現行で比べてみよう。 1993年に誕生した初代モデルの最廉価モデルの価格は、なんと79万8000円(税抜き)だった。それが現在のモデルではエントリーグレードで132万5000円(税抜き)である。2倍とはいわないが、1.6倍以上に値上がりしている。…