横浜市と無印良品、アーティクル株式会社による共創 このユニフォーム製作は、横浜市とアーティクル株式会社が推進する「横浜型循環型社会の形成に向けた衣類に関する脱炭素ライフスタイル浸透事業」のプロジェクトとして実施されました。良品計画は、横浜市内で回収された衣料品を原料の一部に活用したユニフォームを製作することで、「繊維to繊維」の資源循環への取り組みを推進し、循環型社会の実現を目指しています。 良品計画は2021年5月に横浜市と包括連携協定を締結し、防災や資源循環などをテーマとした共創活動を進めています。アーティクル株式会社とも、サーキュラーエコノミーをテーマにした地域活動を通じて継続的に情報交換を行ってきました。 市民参加の資源循環から生まれたユニフォーム 横浜市とアーティクル株式会社は、「衣類分野における横浜型循環型社会の形成」に向けて、市民や企業、大学など多様な主体と連携した取り組みを進めています。その活動の一環として、市内の行政施設や商業施設などで不要となった衣料品を回収し、新たな製品へと再生する活動を行っています。 今回のユニフォームには、この活動を通じて横浜市で回収された衣料由来の再生ポリエステルが一部使用されています。これにより、市民が参加する資源循環の取り組みが具体的な製品として形になりました。 「素材に還る」シリーズの考え方を活用 良品計画は、無印良品の衣料品において、使用後のリサイクルまで見据えた商品開発として、2024年から単一素材化などに取り組む「素材に還る」シリーズを展開しています。繊維製品のリサイクルでは、異なる素材の分離や付属部品の取り外しに手間やコストがかかるため、生地だけでなく縫製糸やボタンなどの部材も可能な限り単一素材化し、再資源化しやすい商品設計を進めています。 今回のユニフォーム開発でも、この「素材に還る」シリーズで培われたノウハウが活用され、資源循環を見据えた設計が取り入れられています。 繊維から繊維への資源循環を目指して 良品計画は、帝人フロンティア株式会社と連携し、ポリエステル製品の「繊維to繊維」の資源循環の実現に向けた取り組みを推進しています。回収された衣料品は、選別や前処理を経てケミカルリサイクル技術を活用することで、再びポリエステル繊維として再資源化されます。 この取り組みは、技術革新の力を活用しながら、繊維から繊維へのリサイクルを促進し、回収された服を新たな資源へと生まれ変わらせる循環の仕組みを社会に広げていくことを目指しています。また、化石由来原料の使用削減を通じて循環型社会の実現に貢献し、お客さまに不自由や我慢を求めることなく、誰もが無理なくサステナビリティに参加できる社会の実現を目指しています。 プロジェクトの経緯 関連リンク 無印良品店舗情報…