
1: 昆虫図鑑 ★ 2025/07/18(金) 16:47:04.77 ID:/IOXz9ja 16日から17日にかけて忠清道と首都圏を襲った集中豪雨で、高架道路の擁壁が崩れ、車両が浸水するなどにより4人が死亡、1千人以上の住民が避難するなど、雨の被害が続いた。鉄道と高速道路の運行が止められ、河川が氾濫して地域全体が浸水する所も続出した。 この2日間で忠清地域に最大500ミリを超える大雨が降ったのに続き、17日、光州市は「100年に一度発生する確率」の426.4ミリの豪雨に見舞われた。この日午後5時現在で全羅北道・南道、大邱(テグ)、慶尚北道・南道に大雨警報が発令され、雨の被害が全国的に拡散する予兆だ。気象庁は時間当たり最大80ミリ前後の「非常に強い雨」が19日まで全国に降るとの予想を示した。政府はこれを「全国的大雨」状況とみて、最高水準の非常対応体系に切り替えた。 行政安全部の中央災害安全対策本部(中対本)が17日午後6時に発表した資料によると、この日忠清南道瑞山市(ソサンシ)では浸水した車の中にいた50代の男性が死亡、青之川(チョンジチョン)付近で瑞山消防署の救助隊が心停止状態の80代の男性を救助したが息を引き取った。唐津市(タンジンシ)では「父が行方不明だ」という申告を受けた消防当局が排水作業をしている途中、地下室で死亡した状態の80代男性を発見した。16日には京畿道烏山市(オサンシ)で高架道路の擁壁が崩れ、40代の運転者が犠牲になった。 忠清南道では大雨で電気・水道・道路がすべて途絶えて孤立した村や町が続出した。8カ所の市・道と20カ所の市・郡で421世帯1382人が避難し、1198人が帰宅できなかった。礼山郡(イェサングン)の挿橋川(サプキョチョン)と無限川(ムハンチョン)、瑞山の青之川などの河川は増水により氾濫し、周辺の農耕地が浸水した。栄山江(ヨンサンガン)、蟾津江(ソムジンガン)に洪水注意報が発令され、近くの住民には避難命令が下された。 鉄道と高速道路も一部区間では運行が見送られた。この日午後6時から慶全線(東大邱~晋州)、湖南線(光州松汀~木浦)区間でKTXを含む列車の運行が中止され、全国各駅では乗車券を手に入れられなかった人々が気をもみながら待機した。韓国道路公社は午後5時、湖南高速道路の東光州インターチェンジから西光州インターチェンジまでの4キロメートル区間の両方向を全面通行止めにし、退勤時間に深刻な渋滞が続いた。金浦空港など全国の空港では46便の航空が欠航となった。木浦~紅島など26航路の旅客船34隻も止められた。 今回の大雨で学校も大きな被害を受けた。392校で漏水、浸水などの施設被害があり、667校が休業、登校時間調整、短縮授業など学事調整をした。 中対本は災害対応水準を2段階から3段階に引き上げ、風水害危機警報も最も高い「深刻」段階に調整した。中対本の3段階が発令されるのは、2023年8月以来1年11カ月ぶり。政府は集中豪雨の被害を受けた京畿道と忠清南道に災害安全管理特別交付税25億ウォンを緊急支援することにした。 ソン・インゴル、パク・ヒョンジョン、チャン・スギョン、キム・ヨンヒ記者…